うつった言葉
教員なりたての臨任のとき
授業を見てくれた同じ保体科の先生に
「~したいと思います」じゃなくて、「~しましょう」とかの方がいいよ
って教えてもらった
当時は思いますを乱用している自覚がなくて、
指摘を受けてから言葉選びを意識的にしていたら、
2文に1回くらいは語尾が思いますになっていた、という事件
やはり指示を出すのだから思いますはいかん、とのこと、納得
いつからこんなに思いますを乱用するようになったのだろう、
誰の言葉が移ったのだろう、と考えて行きついた先はYouTubeだった
YouTuberさんたちは、「では、バッグの中身を紹介していきたいと思います~♡」とよく言うのだ
これか~、YouTubeでたくさん思いますを聞いていたから、自分も無意識に使うようになっていたのか~
改めて、自分の環境によって、選ぶ言葉は違うんだなあ、環境って大事だなあと思った話
それ以来、色々な先生の言葉選びが気になる私
一番気になるのは、言葉の途中にやたらと「えー」が入る先生
えーが気になりすぎて、話が入ってこないことに気がついた
自分が話すときも、どれだけシンプルに、すっと入る言葉を使えるかを考えている
ちなみに、「よろしくお願いします」を乱用するのも教員あるあるらしい
わかる…
先生方に対してならいいけど、子どもに対してよろしくお願いしてはいけないらしい
指示だから、お願いではないと、納得
自分の技術や話が商売道具のようなものだから、今後も気をつけなければ。