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定年、雇用延長後も働ける
みなさん、こんにちは。
エンジニアのスキルシェアを推進している、土江雅也です。
2021年3月20日の日経新聞に『フリーランス1000万人 争奪』と…仕事柄、はっと目を引くような見出しが、ありました。
内容は、ココナラ様が、東証マザーズに上場した事から始まり、フリーランスの労働問題まで端的に報道されている内容でしたが、平成29年3月に経産省から発せられた「雇用関係によらない働き方」に関する研究会報告書に記載されているような、雇用関係という従来の制約からより解放され、請負や業務委託を中心として、雇用契約によらない形で(企業の指揮命令を受けず)働く働き方の社会に、本当に変わってきたんだ…と思えるものでした。
※「雇用関係によらない働き方」に関する研究会報告書
(概 要) https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/data/pdf/20170330001-1.pdf
(報告書) https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/data/pdf/20170330001-2.pdf
フリーランス1000万人…
しかも…争奪?ですからね…
特に副業は、コロナの影響もあってか、この1年間で急増しているようです。前々回、このNOTEで、経済的な理由で、副業をする人が多いという話をしましたが、まさに、その通りの様ですね。
一方、コロナ影響ではないのですが、最近、定年・定年後の雇用延長や雇用継続を終えた方から、ご相談を頂くことも増えてきました。
「まだまだ、働きたいんだけど(働かなければならない)…」
「自分の資産(スキル)を、世の中で役立てたいんだけど…」
社会的な動向としては、定年の廃止や、雇用延長の更なる期間延長が求められ、企業様によっては、更に長く働き続けられるところも出てきましたが、今、その時期を迎える方は、「終わり」という現実に、「これから、どうしようか…?」と、もやもやされている様です。
時代の流れによって、各社様の制度や規定も、いずれ変わってくるのでしょうが、今は、まだまだ多くの大手企業様は、個人との請負や業務委託等の契約が、社内の規定で制約されていたり、他者との公平性という観点で、アプローチできない…という状況の様です。
このような勿体ない状況こそ、私は、エンジニア(働き手)と企業様のプラットフォーマーとして、
・最適なマッチング
・適正な契約(働き手の契約条件の適正化)
を担う出番だ!と思い、対応させて頂いております。このような役割は、先の「雇用関係によらない働き方(報告書)」にも、「プラットフォーマーとしての役割」として記載されていることでもあります。
働き方の進化が進む過渡期にあるが故、その間で困っている人や企業様がおられる。そこにお役に立て出来るよう、小さな会社ながらも、知恵を絞ってがんばっていきたいと思うとともに、そういう一人一人の活躍を、実現していくことが、これからの日本経済を次の世代に繋ぐ、私達世代の役割だと思います。