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製造業のIot化の進行とエンジニアに求められる技術

みなさん、こんにちは。
エンジニアのスキルシェアを推進している、土江雅也です。
今日は、最近の技術ニーズについて、お話しします。

最近営業していると、中小企業様からFaのIot化についてのご相談を、よく頂きます。

Iotという言葉を耳にしてから、約5年位でしょうか? 一般化してきたことを、改めて実感しております。それも、当初は、こういうのが、出来たらいいな…という構想が、今は、各産業で具体化されてきており、大手メーカー様がけん引役となり、拡大してきている事を、改めて認識している次第で電気屋さん(主に強電)の仕事のイメージでしたが…今は、シーケンス、C言語、IT、そしてその装置や機械の知識がわかる技術者…と、総合的な技術が求められるように、なってきてるような印象を受けています。

昔、所得水準が向上したことにともなう大量消費によって、大量生産が求められ、大量生産方式が発展しました。製品一つあたりの生産にかかるコストを下げることが狙いでしたが…一方、大量生産を前提とした生産ラインは、大規模な投資が必要で、稼働率が低い場合は製造原価が跳ね上がるという、これも難しい構図ではありました。

時代は、消費者が、選ぶ時代に変わり、多種多様な製品を早く安く作るための『スマートファクトリー』の実現や、『ハードウェアの機能を、後からソフトウェアで引き出す』ハードとソフトの融合で、ニーズに応じた製品を作るために、機械をコントロールする連携が求められる様に進化しています。

そんな変化の最中で、「制御系のエンジニア」も、変化に伴い成長を図ってきたんだと思います。この世の中の流れを、技術力を持って実現し、その連鎖の中で、他業界や他社の制御系エンジニアも、更に、そのニーズに応えるように、成長なさってきているのだと思います。

具体的には、こういう感じかと…

 「制御系のエンジニアに必要な技術の変化」---------

   シーケンス(リレー、配線)
     ↓
   シーケンサ―(ソフトプログラミング)
     ↓
   シーケンサ― + C言語
     ↓
   シーケンサ― + C言語 + IT(ネットワーク)
     ↓
   シーケンサ― + C言語 + IT(ネットワーク) + AI
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きっと、そういう流れと併せて、学校の教育も、変わってきているのでしょう。


自分の「基盤」となる技術(仕事の専門性)が、この世の中の流れにおいて、どの様に進化していくのか?また、それに備え、今、何をしておくべきか?

自社の補強すべき技術力は何か? 組合せで考えられないか?


今、少子高齢化で働き手の減少が進む中、一人一人が自身のキャリアやスキルと向き合い、変化に追従し、その変化と共に成長していく事。

企業様は、この限られた技術力(エンジニア)に、活躍頂き、企業の成長につなげる事。


これらが、日本の製造業の一つの発展課題だと思います。 

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