ONE PIECEのアニメシーズン6全143話を一気見してしまったので雑感をいくつか書く。

シーズン6はどこの話か(ネタバレされず思い出せる程度に)

ドフラミンゴをラスボスとするシリーズである。彼は人々が小人とおもちゃのロボットと暮らすドレスドーザ国の王である。またサボの記憶回復の経緯やローの過去が明かされるのも重要なポイントである。旧世界(?)までは全巻読んだけれど、新世界は離散的に読んでいるからなんとなくシーズン6を選んだ。長かった(二年半の放送分やから当然やけど)。二日で見てしまって後悔がすごい。ワンピースの初めの5分くらい前の会の復習だから途中う全然話が進まないところがあった。

話のモチーフ?

ド・フラミンゴ?→フランコ(∵王国の独裁者。領民を情報統制や能力で操りだます。七武海として世界政府からは公認されている。)
ドレスローザ王国→スペイン王国(∵剣闘士、闘魚、闘牛、フラミンゴ)
トンタッタ王国→ガリバー旅行記の小人の国(∵ウソップとかが横に倒され地面に縫い付けられる。途中から小人たちと仲良くなる)
(兄弟の盃→桃園の誓い)

ニコ・ロビン

サンジとかのセクハラの被害にあんまあってないよね。しかも小人とかに胸の上のられても気にしなさ過ぎて心配になる。冷静沈着さとか困ったときに助けになる感ほんまにいい。

ウソップ

ウソップって実はスネ夫キャラよね。こころなしか声も似てる気もするし。逃げ出そうとする癖かっこつけるし。でも面子も大事にするところはあって、シュガーを気絶させた後は積極的に戦っているし。

毒を以て毒を制す

ドフラミンゴが武器や闇取引をジョーカーとして取り仕切ってたわけだがこれがなくなることで闇取引が摘発しにくくなると。現実社会でも悪の元締めみたいなのを取り締まって逆に詐欺とかの本当の首謀者がわからなくなるとかあるよね。

フジトラ

実はフジトラとドフラミンゴは目的の方向性は同じなんじゃないかな。世界政府、天龍人によって温存された格差と差別を破壊したいという秘めたる思いは実は同じなんじゃないかな。だけど、ドフラミンゴは自分が乗っとった王国で格差構造を利用していたし、最終的に自分が勝者になればいいと考えていたためにフジトラとは相いれなかった。だからフジトラは七武海には海軍として手が出せないけれど、ルフィーに賭けたのでは。そして、クロコダイルや朝の誤報事件のようなものを避けるため自分が海軍が頭を下げることを配信することで確かにルフィーたちの手柄として挙げたのではないか。ルフィーはDのやり方でフジトラはフジトラのやり方で世界をよくしようとしてるからね。

おもちゃの兵隊さん

ワンピースの過去編はいい話過ぎるのが多い。この話の剣闘士はローマをモチーフにしてる部分も多いが、「おもちゃ」の悲しさと現王朝になった悲しさ、恋と親子の悲しさが重なってほんっと悲劇だよ。悲劇としか言いようがない。ほんっと最後に少なくとも、、少しは報われてよかった。

ゾロとルフィーとサンジ

こいつらあほすぎる.…運と気合で何とかしすぎ(笑)

ざっとはこんなもんかな。ネタバレにならなそうなとこ選んでるから内容うすなってしまうね。