豊穣〜ほんとうの豊かさとは〜
草場一壽さんの
陶彩画の個展
今年も
いつもの場所で
草場さんの世界に
ふれることができた。
新作の陶彩画は
インドの女神さま
ラクシュミー
豊穣を司る女神さま。
豊穣 豊かさとは
なんだろう。
いつのまにか豊かとは、物質的なもの、所有することや、外側の世界での発展やあらわれをあらわすことのに意識するような世界になっている。
もともとは、毎日おひさまが東の空からのぼることや、雨の恵や自然が奏でる美しさ、その恵で収穫できたものをいただくということなど、いのちを感じたり、目の前に見えるものがあたりまえではないと感じるもき、それそのものに豊かさを見出していたのではないかと思う。
神さまというのも、エネルギーのあらわれ。
草場さんの作品にはいろんな神さまや女神さま、龍神さまがでてきます。
ひとつひとつ陶彩画で表現されている世界観、テーマや姿をたくさんの作品にふれながら感じていく。その時間は、なんともいえない、しあわせな世界が自分の内側に広がっていくのがわかる。
このなんとも言えない、内側にひろがっていく感覚そのものが、「豊かさ」だなぁとあらためて感じる。
豊かさという捉え方がきっと人それぞれ,これからもっと変わってくるし、自分にとっての豊さとか心地よさとかを自分で選択して行けるように。
当たり前のことかもしれないけど、だからこそていねいに、自分に問いかけていきたいと思う。
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