好奇心を天職に変える空想教室 植松努

こちらも、気になったのでオーディブルにて読聴しました。


願うは叶う

この言葉につきます。

私は、幼少期の経験ってとても大事だと思っている人間です。
といっても、幼少期に集団生活の中で、集団になじんでしまう
大多数の子どもたちが素敵だとは思っていません。
どちらかというと、反対です。

幼少期に、キラキラしたものにすぐに興味をもって走っていく、
好きなことに全力で、他者との関わりがそっちのけだったりする子。
発達を疑われるような、親が他者への迷惑を不安に思ってしまう
そんな子たちが、原石だと思っています。

だから、私は障がいのある子どもたちと関わる仕事をしたいと思い、
関わっていますが。
いつももどかしい気持ちでいっぱいなんです。
好きなことをどこまでも追及したら、絶対にいいことなのに、
社会で生きていく限り、大多数、一般的、という言葉の中で
生活して生きていかなければなりません。
なので、集団生活、常識、普通はこうする、というあそびかた、
関わり方、行動の仕方を教えています。

でも、これは仕方のないことです。きっと、森林の中で、
他者とかかわりを持たずに好きなことだけをして、生きてきた人が
いたとしても、社会で認められることは難しいと思います。また、
本人も社会の中で生きていくことは、息苦しさを感じてしまうと思うのです。

以下に、印象に残った言葉を残します。

「人の出会いには 意味がある」
「嫌なことこそチャンス。ただ単に、嫌!嫌い!と思うだけではなく、
なぜ嫌なのかを考えることで自分が分かっていく」
やるべきことも生み出せる。
「一生懸命 という言葉は、1つのことを懸命にやることだとは限らない」
「人間は好きなことを1つに絞る必要はない。むしろ、その方がリスクが高すぎる」
「Candoは感動」

私は、今、仕事内容としては、一番やりたくないと思っていたことを
やっています。でも、きっと、これにもここで出会った人にも意味があるんだろうなと、思えるようになりました。

私は日々、さまざまな場所に行って、いろんな人と関わりをもっています。
でも、それってそこで何をしたかという内容よりも、相手とどれだけ
心が通じ合えるかが大事なんだと思っています。
もちろん、仕事やプライベートでうまく関われなくて、音信不通。
という結果になることだってありますが。
それはそれでよかったんだと思います。

今までに、出会ってきた人。そこで関わることで、自分が磨かれ、
研磨された結果が、今の自分なのですから。

いい勉強になりました。
ありがとうございました。

※旅先につき、絵本の感想レビューは、
記録が遅れます。。


いいなと思ったら応援しよう!