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津凪亭【田舎暮らしプロジェクト】16
蒼い三日月は昇るか?
サラリーマンのサラリーとはなんぞや?
“salary”の語源は、古代ローマで珍重された“ある調味料”を指す言葉だったのです。
古代ローマで珍重された調味料、それは「塩」です。
古代ローマ共和国の公用語だったラテン語では、「塩」のことを“Salarium”と言います。
おそらく ソルト=サラリウム→サラリー あたりの言葉の変化なんだろうなぁ~。
さしずめ日本でいうところの「米」である。
江戸時代、領地を持っている人達(主に武士)は年貢を農民に米で納めさせ、それを領内の家来に給料として配る…
米を受け取った人は、それを換金して生活に必要なものを買うということで経済を回していました。
米が貨幣の裏付けとして経済の中心になっていたのですな。
洋の東西に関わらず 兵士=武士=戦う人 に支払われる対価だったのだ。
余談だけど『企業戦士』とは、よ~ゆぅたモノである。うまい表現。
身体的拘束、時間的拘束、あげくは命をも預ける代償である。
人にとっての最高に価値のあるモノが提供され、当時の最高に付加価値のあるモノが支払われたということだ。
そして、最終的に行きつく先が「お金で受けとる」だった訳である。
そして現代では、武士という職業はなくなって久しい。
しかし、まわりを見渡せばほぼほぼ 社会人=サラリーマン という世の中である。
そしてサラリーマンから提供されるモノは多様性に富むことになる。
なにせ日本には『戦う人』がいないはずなのだから。(笑)
そしてご多分に漏れず私もいちサラリーマンとして、身体的拘束と時間的拘束+α の提供が望まれるのである。たぶん。
ま、ふつーは「職能」です。
(命はやらん!)
そして嫌いな掃除に始まり、苦手なパソコンを駆使し、面倒くさい部下の育成をこなしつつ滞りなく会社に収益をもたらすという技能を提供している。
ま、完成度とやらはさておきですが~~~。
持ってる資格は、そろばん、書道、秘書。
まったくもって活躍の場はない。(笑)
これまでの『津凪亭 田舎暮らしプロジェクト』および私の投稿記事全般を読んでいただいた方ならバレバレだと思いますが、私の興味は『自然』と『お絵描き』にしか向いていない。
さらに、自慢じゃないけどどっちかというと虚弱体質である。
オツム(頭脳)などは、いたって(いやギリギリか?)ノーマルである。
お陰さまで、高給には縁がなく『資格試験』などは挑戦しようとすら思わない。
そのため、ひたすら『休日(余暇)の充実』を目指してきたのであるが、それも去年挫折している。
母の認知症進行により余暇がとれず、さらに業務都合で休日自体が不規則になったからだ。
レンタル畑を手放してはや2年が経過している。
が、捨てる神あらば拾う神ありなのか、最近は業務の中に『お絵描き』要素が含まれるようになってきた。
①手描き(ここ大事!)地図の作成。
下絵の段階の地図
某地域の『おさんぽMAP』作成依頼である。
現地視察の送迎付き。
ありがたや~♪
②焼き絵による(ここ大事!)看板制作。
完成品
某ゲストハウスのベッドルーム用看板である。
勤務時間中にお絵描き。
最高~♪
てなことで、会社業務の方が思わぬところで『多様性』を求められている。(笑)
そして、私はメイン業務よりも多様性業務の方がパフォーマンスが高いのだ。(笑)
つぎは、農家さんの収穫体験とゲストハウス宿泊を組んでの『農泊』事業とか増やさないかな?
勤務時間中に『農家さんのお手伝いに行け!』とか言われないかな~♪と、心ひそかに願っている。
≪つづく≫
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