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辰・音・宇・宙のこと

3月9日は「辰・音・宇・宙(タツノオト)」に。
KNOBさん、KAOLYさんの音を同時に浴びられるなんて、なんて贅沢な至福の瞬間なんだろう!と。

そのライブの中で、Gocooの「龍神」という曲の際に私に起こったことを記しておきたいと思いパソコンに向かっている。

はじめの覚詮さんの法螺貝の音で見えない幕が開く。
幕が開いたと同時に私は自然に目を閉じた。
視覚を閉めて他の感覚で受け取りたいと身体が思ったのだろう。

KNOBさんのディジュリジュの音は光の微粒子となって
天井から降り注いでくる。

KAOLYさんの太鼓の音が始まった。
その音に重なる亜玲さん、Yoshimiさんのゴングの響きが意識をトランス状態にしていく。

全てに身をゆだねていたら(閉じている)目の前の暗闇の中から碧くて丸い光が出てきた。
光の中心にある黒い点は龍の眼のよう
光が消えてまた黒い空間に
チカッ、チカッと
光と黒い空間が交互に現れる
光は少しずつ大きくなっていく
「あ、龍の眼が私を飲み込んで、私と統合されるんだ。」

眼に飲み込まれた瞬間から碧い光の色が徐々に水色に変化していく
澄んだ空のような美しい水色をみているとキラキラとした粒子が現れてきた
だんだんと粒子の輝きが増していき銀龍へと変わる

次第に太陽の光のような黄(橙)色がマーブル模様のように溶け合ってきた
「あーっ、金龍になった。美しいなー。」
金龍は空に吸い込まれるようにだんだんと上に昇っていく
私も金龍と一緒に心地よく昇って行った

次の瞬間、スポン!と、吸引されたように別の空間に飛ばされた
周りは深い藍の宇宙空間、下を見ると地球があった
龍の色は雲のような白に変わり、もはや龍なのか雲なのか、
だだの氣体なのかわからないくらいに軽い
ゆったりと漂うように地球を眺める
地球の山、海、森、土、岩、人…
ただ、ただ、あたたかく穏やかな心で眺めている
まるで、宇宙から地球に愛をふりまくように

しばらくすると、宇宙から徐々に降下が始まった
上昇したときの数倍の速度で、来た道を戻っていく

碧い空間にピンクが混じってくる
2色が混じりあい紫色へと変化していった

紫の中心には黒い点が現れ眼となり
次第に私に近づいてくる
そして、私の身体の中に入って(戻って)いった。

イベントの最後にKNOBさんが、
「皆さんひとりひとりの中の龍たちが共鳴してこの空間を創った。」
とおっしゃっていた。
きっと会場に居た他の方々にもそれぞれの何かが起こっていたのだろう。

追伸:
主催のかなこさん、スタッフのみなさま、素晴らしいイベントをありがとうございました。

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