骨盤が締まり骨盤底をあげる
先月の広島でのセッションあたりから、骨盤底の前方が締まる感覚(膣を締める)のない方に、その締まる感覚と呼吸の連動性を体感として伝えています。
骨盤は締めるものではなく締まるものです。
骨盤の正式名称は骨盤環であり輪っかです。
左右の寛骨という骨が組み合わさり輪となります。輪を締めるためには輪の両側面から均等に力が加わる必要があります。
骨盤が均等に締まる、つまり輪っかがかっちりすることで、その間に張られてる膜である骨盤底筋もしっかり張り機能します。例えるなら輪っかに布を張って刺繍する感じのやつです。
輪を均等に締める力は骨盤にはありません。
脚からうける地面の力が骨盤を締めてくれるのです。
なので骨盤は締めるものではなく締まるものです。そして自然と骨盤底筋は張り力がでる状態になります。
そしてこの骨盤底筋は横隔膜と連動することにより、筋トレはしなくても1日20000回の呼吸の中で勝手に鍛えられるようになっています。
骨盤底筋は鍛えるものではなく勝手に鍛えられるものです。
脚の軸が整い、骨盤環に均等に力が入る。そして横隔膜と連動させることで骨盤底筋がしっかり締まることを体感できます。