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ギャラリーにときめく

表参道のギャラリー「ナダール」で開催していた「モノクロパラダイス」最終日に観覧した。

場所柄もあって「ナダール」は洗練された
ちょっとハイセンスなギャラリーという印象がある。

とはいえ、公募展はいろいろ行われていて、知人のカメラマンたちも何度か出展しており、
その都度足を運んでいる。

原宿駅から表参道まで、エルメスだのルイヴィトンだの、半世紀前の私なら
釘付けになるであろう、そうそうたるお店を通り過ぎ、
青山通りをほどなく歩いた横道にそのギャラリーはある。

まるでそこだけ、あらゆる喧騒や色彩が手を出せない、
聖地のような佇まいを見せている。


今回の「モノクロパラダイス」は純粋にテーマに興味があった展示だった。
日曜日、さまざまな人たちの生気が行き交うその街を
そそくさと一目散に駆け抜ける。
ギャラリーまでの短い階段は異空間への入り口のように感じた。


展示作品のインパクトはもちろんなのだけれど、
いつもながら、ギャラリーの放つ魅力に圧倒される。


そんな場所があることがさりげなく誇らしい。


いつもありがとうございます。いただいたお気持ちは、写真家として、表現者として、もっともっと突き進むための糧として大切に使わせていただきます!