人がビリーフを抱え込む瞬間
娘との関係、息子との関係。
案外ややこしいものだと思う。
どっちが好きかという話じゃないのだけれど、圧倒的に息子の方に気を遣う。
異性だから加減がわからない。
娘に対しては、私と同じ感覚だろうと勝手にイメージはできる。
いうなれば息子はお客様。
そんな感じでずっと来ていたから、娘も自分よりも兄優先なことは分かっていて
度々指摘はされてきていた。
でも、そんなものでしょと笑ってすませていたのだけれど。
今夜もいつもどおりのパターンのはずだったのだが、娘が泣いた。
そんなバイオリズムだったのか、なんなのか。正直驚いた。
それと同時に、ああ。こうやって人は、心の中にビリーフを作り込んでいくんだなと感じた。
何がどうなって、どんなビリーフとなるのかは娘にしか分からない。けれど、もしかしたら、この先とっても根深いものになるのかもしれない。もちろんそれは本人の問題なのなだけれど。
けれど、こんなにも容易く人って心に抱え込んでいくんだ。しかも相手(今回でいえば私)には、まったくの大意はないのに。むしろ、娘への信頼感や安心感ゆえだといえるのに。
ああ。きっと、私がずっと抱え続けていた母へのビリーフも、こんなものだったんだろうと思えて、妙におかしくなった。
親として不謹慎だろうか。
いいなと思ったら応援しよう!
いつもありがとうございます。いただいたお気持ちは、写真家として、表現者として、もっともっと突き進むための糧として大切に使わせていただきます!