学生が集い、頭をひねり、自分たちでつくっていくオンラインキャンパスでの生活（つなキャン体験談）
こんにちは。つながるキャンパス事務局の竹井です。
つながるキャンパス（以下つなキャン）は、オンライン上の仮想キャンパスを舞台に、日本全国の高校生・大学生および100を超える地域団体・企業・社会人サポーターが集うコミュニティです。
つなキャンの運営には、社会人だけでなく学生も携わっています。運営に中心的にかかわっている学生は「学生サポーター」として活動しています。今日は、学生サポーターの一人である重田さんに話を聞きました。
名前：重田 百合香（しげた ゆりか）
所属：大学院修士１年
趣味：フルートを吹くこと
休日の過ごし方：フルートを吹く、語学などの勉強、YouTubeを見たり本を読んだりしてゴロゴロする
学生が他の学生や社会人に働きかけ、つなキャンを自分たちで盛り上げていく
－学生サポーターとはつなキャンの中でどんなことをしているのでしょうか？
現在、学生サポーターとして７～８名で一緒に活動をしています。ある時はつなキャン参加学生の一人としてイベントを楽しんだり、社会人の方や他の学生に悩みを聞いてもらうこともあります。でもある時は、つなキャンがもっと盛り上がるためにどうすればいいか頭をひねらせ、学生や社会人に自ら働きかけます。
学生サポーターは、イベントを企画・運営する「実行委員会」であるだけでなく、つなキャンでは学生だからという理由で受け身にならなくていいし、「社会人も学生も立場は関係なく、教え教わる関係なんだと象徴する役割」をも果たしているように思います。
学生サポーターという立場を「利用」し、つなキャン内の人たちと繋がるチャンスを掴む
－重田さんがつなキャンで学生サポーターとして活動しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか？
理由は２つあります。１つは、学業以外で一生懸命になれることに取り組みたかったからです。私は大学院生ですが、大学まではずっと学業と部活動に力を注いで過ごしてきました。学業と部活動の両立は大変ですが、並行してやっているからこそどちらもうまくいくというのが私のやり方です。今年大学院に進学したので、学業にしっかり取り組むためにも何か他のこともしたいと考え、学生サポーターに手を挙げました。
２つ目の理由は、学生サポーターという立場になったほうがつなキャンをもっと楽しめると思ったからです。私は自分から人に話しかけるのが苦手で、イベントに受け身で参加してもなかなか自分からつながりを作ることができないなと思っていました。学生サポーターという立場をある意味「利用」することで、つなキャン内の人たちと繋がる機会を得やすくなるのではないかと考えました。
－重田さんは学生サポーターとしてどんなことに取り組んでいますか？
様々な企画に顔を出していますが（笑）、つなキャンに入ったばかりの新入生に向けた「オリエンテーション」のサポートと「つなラジ」に取り組んでいることが多いです。
オリエンテーションでは、社会人サポーターからのつなキャンの基本的な紹介・説明の後に20分ほど時間をもらい、新入生とコミュニケーションをとるように心がけています。つなキャンに足を踏み入れたばかりの皆さんが少しでもつなキャンに親しみを持ってくれたらいいなという思いで取り組んでいます。
つなラジは私の大好きな企画で、つなキャン内の学生や社会人の方をゲストに呼び、1時間じっくりお話を聞く生配信のラジオ企画です。時にはパーソナリティとして、時には裏方として番組作りに関わりつつ、私自身もゲストとの出会いを楽しんでいます。
（画像）ラジオ風トークセッション「つなラジ」のパーソナリティとしても活躍
－毎週火曜日と木曜日のお昼にオープンしている「つなキャン食堂」にも重田さんはよく顔を出してくれますよね。
そうですね、時間が合うときには参加しています（笑）つなキャン食堂はZoomに入らないとその日誰がいるかわからないので、少しドキドキもしますが、そこが面白さだとも思っています。その日食堂にたまたま居合わせた人たちと真面目な話もなんでもない話もできて、気付いたら時間が経っています。
ある日つなキャン食堂の中で趣味でフルートを吹いているという話をしたら、「吹いて！」と無茶ぶりされました。人前で吹くのは久しぶりだったので緊張しましたが、思いのほか好評で嬉しかったです。あと、こんなことがあるならもっと練習しておこうと思いました（笑）
普段の大学生活では使わないようなことに頭を使い、たくさんの刺激を受けられる
－重田さんにとって、学生サポーターとして活動することの意義を教えてください。
ただつなキャンに受け身で参加しているだけではなかなか得られなかったであろうチャンスや出会いを、学生サポーターになったことで得ることができています。まさに学生サポーターとしての立場を「利用」していると思います（笑） 大学内では出会わないような人と繋がる機会や、研究活動のみでは考えないようなことに頭を使う時間などからたくさん刺激を受けていますし、きっと今後の学生生活や就職後の生活にも繋がっていくであろう経験をできていると感じています。
（画像）「実はミッフィーと同じ誕生日！」という重田さん。ミッフィー展で癒やされてきたそう。
（聞き手＝竹井もゆこ）
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