オーナー募集!多様な学びを全国の若者とつくりませんか
こんにちは!つながるキャンパス運営委員のこんなつです。
つながるキャンパスで開催されている「社会連携ゼミ」では、現在ゼミオーナーを募集しています。
社会連携ゼミとは
高校生、大学生、社会人、、学校にいっている・いっていない、、これまでの肩書きや所属に関係なく、オンラインで誰もが学びあえる場です、オンラインの新たな学びの場です。「出会い・学び・挑戦をボーダレスに」というテーマで、全国各地から参加するに住む16歳〜24歳の若者と様々な分野で活動するゼミオーナーが一緒になり、ゼミに取り組みます。
ゼミオーナーについて知りたい方や、気になるけど不安な方に向けたメッセージをお送りする第一弾。今日は、つながるキャンパス運営委員会代表かつ発足時より自身もゼミオーナーを勤める <NPO法人G-net代表理事、南田修司さん> にフォーカス!社会連携ゼミ事務局の野田さんから南田さんへ、ゼミオーナーについてインタビューをおこないました。
社会連携ゼミはゼミオーナー自身の関心から始められる
南:つなキャンでは、「出会いと学びと挑戦をボーダレスに」をキーワードにして活動しています。この社会連携ゼミでは、地域や社会で今まさに取り組んでいることをテーマに、先生と生徒が双方で学び合える場です。これまでにない場だと思っています。大学でもゼミは開講していますが授業でゼミを受けている人と、社会連携ゼミで、学びたくてやって来る人では全然違う。関心の純度が高い人が集まっている事自体が面白いです。別に大学のゼミを否定しているわけではなく、僕らは学問として、社会的なトレンド、ビジネス、キャリアに必要だからやるというアプローチではないです。現在進行形にリアルに生まれている事柄にごちゃ混ぜになりながら、そこから学ぶ感じです。だからできるだけ多様で、一方で狭い範囲に深く刺さるテーマに価値があると思います。
野:社会連携ゼミを実施したり運営する中で「出会い・学び・挑戦はボーダレス」を体感することはありますか?
南:全国各地からつながって、同じテーマで学び合う様は壮観ですね。一期あたり10−15個のゼミに対し、実際50−70人くらいはマッチングしております。非常に活況です。実際に、高校生の発言に大学生や、僕自身が気付かされることもあったりして。学ぶ素材を用意しながら、オーナー自身が考え直すこともできる場になっていますね。
ゼミオーナーが得られるもの
野:南田さんはどんなに忙しくなっても「ゼミをやり続ける」と聞きましたが、その背景にどんな想いがあるのですか?
南:僕のゼミは、地域コーディネーター入門ゼミです。Gnetでは、中小企業と個人のつなぎ役として、間を取り持つ役をコーディネーターと呼んでいます。10年前は「コーディネータは仕事なのか」と言われる時期もありました。実は今では、国の議論の中でもコーディネータの需要も出てきています。オーナーというと、一方的に教えるような印象があるかもしれませんが、実はオーナー自身にも学びがあるので、今後なりたい人たちが増えると嬉しいですね。
野:オーナーも学び、ですか・・・どんなことを学んだのですか?
南:地域コーディネーター入門ゼミを受ければ、すぐにコーディネーターができるわけではありません。しかし、ゼミ参加をきっかけに、これまでに5人の学生が現場で一定期間、コーディネーターのアシスタントとして経験を積む、という次のステップに漕ぎ出しています。そういった学生が出てくる事は驚きであり、感銘を受けましたね。こういった動きの波及がオーナーにも伝わり、それ自体がオーナーの学びに繋がりますね。
「学びというより、遊びかもしれないですね」
南:(2021年の社会連携ゼミのスタートから3期のゼミ実施してきたが)これまでに、30個強のゼミを開講しましたが、様々なゼミがありました。2期には遺跡発掘調査のゼミ(歴史を紐解き現場や業界のリアルを知る。埋蔵文化財の世界を体感しよう! )や青森では共生社会のゼミ(自分事として「地域共生社会」について考えてみる)等もありました。岡山の西粟倉のゼミ(森と遊ぶを考えるゼミ)は、ゼミ参加後 西粟倉に飛び込んで行ったりする学生もいます。このようにオンラインで始まったのに、リアルな接点に繋がったこともあります。彼らがどんどん沼にハマって行って、次のステージにいく様も体感できます。
野:教えるだけじゃなくて、オーナーが教わる場であることがいいですね。多種多様な取り組みにそれぞれの目的があるから、様々な人が集まり、学校では出会えない人に出会えて、参加者が楽しそうに見えますね。「学びというより、遊びかもしれないですね」
南:そうですね。社会連携ゼミがコミュニティのきっかけになればいいです。例えばオーナーを始める動機に、「将来的には自分の会社で働いてくれればいいな」という人や「若者の考えを吸収することが目的」だと話す人もいる。即効性のあるリターンはわからないが、大きい視点で見れば、いつか帰ってくる。メリット、デメリットに分断できない意味が今、もしくは長期的に意味があると思うんです。実際に、ゼミとしては終わった後に「現地に行ってみよう」とか、みんなが自発的に挑戦している様子が、運営もオーナーにとっても非日常的で刺激があり、やってよかったと思える瞬間です。
オーナー冥利に尽きる瞬間
野:逆にいいことばかりじゃなくて、大変さもありますか?
南:実際のところ、オーナー自身が発起人である一方で、めんどくさいと思うこともありますね(笑)いろんなゼミがありますが、先生が固定されず、毎回講師を呼ぶゼミの場合、呼ぶのも大変ですし。でも、オーナーが”何か”を意味として、ブレずにやることが大事だと思います。自身の担当ゼミでは、多様なコーディネーターに出会えるゼミを設計し、毎回講師をよんでいます。振り返ってみると、うまくいかないこともありますが、トータルで楽しさが勝りますね。特に「もっと学びたい」って言われるのがオーナー冥利に尽きます。
ゼミの設計について
野:ゼミの運営といわれると身構えてしまうのですがそのあたりはいかがでしょうか?
南:構えなくていいですよ。ご自身が使える時間の範囲でゼミを設計してもらうのが大事です。大変すぎると続かないので(笑)例えばゼミの設計を(毎回講師が変わる)オムニバス形式で実施する場合、運営マニュアルもありますし、いろんな人がいろんな企画を持ち寄れば、手間や準備も減ります。
オーナー自身がやりたいことを、自由に考えればいいんですよ。このフィールドを活用して何より遊んでくれたらいい。もっとフラットに、気楽に始めてもらっていいです。回数の制限もないので、3回でもいい。ポイントはやりたいと思ったことをやること。義務でやらない。誰も頼んでないのだからお試しに気軽にご参加ください。
ゼミオーナーに関心があるあなたへ
野:これからゼミオーナをやりたいと思う人に向けて南田さんからメッセージをお願いします。
南:一人では不安がある人は、事務局に相談してください。いろんなゼミがあっていいので、興味があれば試してみてください。深海ゼミ、宇宙ゼミ、ロケットゼミなど、どんどん広がるといいです。
1つのゼミに16−24歳が10人に集まったら10倍の考えが集まります。オーナーはほとんどが知名度が無いのにも関わらず、学びたいとやってくる子たちに出会えることこそが価値です。「ゼミで学べてよかった」というだけでなく、ここを入口として、出会い・繋がり・チャレンジできるゼミ生やオーナーが出てくると嬉しいと思います。だからこそ、ゼミを「挑戦の場」に使ってください。
いかがだったでしょうか。
ゼミオーナーに興味を持った方、もっと知りたい!という方は、ぜひインタビューの本編動画をご覧ください。
◯社会連携ゼミではオーナーを募集中!◯
オーナー向け説明会日時:11月20(日)14:00〜17:00
説明会の申し込みはこちら↓
https://tsunacam-collabosemi-owner4.peatix.com/
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