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つなカフェの誕生

つなカフェの発起人であり、元エンジニアの井木秀明。
現在はALPSALPINE株式会社の会社員として社内コーチングや対話会を開いている。なぜつなカフェを企画したのか、その思いを語る。

哲学対話の場「哲学カフェ」

 数年前まで、「哲学カフェ」という名の対話イベントを長岡市内で定期的に開催していました。みんなが普通と思っていることや当たり前をあらためて疑ってみたり考えたりする「哲学対話」を目的とした場です。

テーマについて一緒に深掘り多様な価値観に触れられるのは素晴らしいと思う一方で、形式的な進行により、あまり自分の感情に触れる機会にはならないことに違和感を覚えました。自分が本当にやりたいことや味わいたいこととギャップがあることに気づき、コロナ騒ぎを機に哲学カフェの開催を中止しました。

本当にやりたかったこと

自分が本当にやりたいことは、テーマの意味を考え議論することではありません。
「自分の中から湧き出る素直な感情をその場に吐き出すこと」
「その人の感情をその人自身が気づくこと」
「誰かと一緒に感じること」
つなカフェは、深い気づきや安心感がある場にしたいと考えています。

願い


 名前の由来は「自分の感情とつながることができる対話カフェ」から「つなカフェ」と名付けています。愛着をもって呼んでもらえると嬉しいですね。
 自分の感情を感じず押し殺すように生活していると、人に合わせたり表面的な付き合いをしたりして、気がつかないうちに心にしんどさを感じてしまうこともあると思います。まずは自分が今何を感じているのか考える時間をつくってあげることが、日常を少し明るくする一歩になると思います。ぜひこの場を感情と触れる時間に使ってほしいです。
 少し欲張りですが、この場に来てくれた人が、どんなにちっちゃくてもいいので自分の周りに対話の機会をつくってもらえたら嬉しいですね。もしそれが実現できたら、身近で自分を労わることのできる場が増えると思います。そうなったら本当に幸せです。

どんな人に来てほしい?


 自分の気持ちについて理解したい、触れてみたいという人であれば誰でも来てもらいたいと思います。あとは否定しないとか、話を遮らないとか、この時間を安心して過ごしてもらうためのルールを守ることだけお願いしたいです!

“自分の感情や今の状態をじっくり考える時間” は、本当は欲しいけどなかなか確保できないという人もいるのではないでしょうか。
定期的に場を用意していく予定です。ご参加お待ちしております!

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