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倉品翔 2024年10月18日(火) 下北沢lete 『Dreaming Fruits』
滅多に行かないGOOD BYE APRILのボーカルらっしーさんのソロライブに前回の8月から続けて来た。
滅多に行かない理由…。
いい声すぎて眠くなるから。
睡眠障害で全然寝れない私にとってらっしーさんのライブは危険すぎる。
もう振り切って寝かしつけしてくれるライブして欲しい。
プラネタリウムで星見ながららっしーさんの歌を聴いて、気づいてたら終わってた!
みたいなのがいい。1ステージ目は寝る前提だから2ステージ制がいいな。
後、leteには8月に初めて来たけど、狭小空間に詰め込まれすぎて満員電車に乗ってるみたいで私には合わない。
もう周りの人が気になり過ぎて歌に全然集中できない。
ヘルニアもあるからここのイスが硬すぎて辛すぎる。今回も、いつ立っても迷惑がかからないようにと最後列に座ったけど痛すぎた。
この日遊びに来てたギターのタカシに「めっちゃ真剣に聴いてたな」と後日言われたけど、あの時はライブ後半で激痛を我慢してた時だった。
マイナスな事をあまり言いたくなかったから「いい声過ぎて眠かったんだよー」と返したけど、ヘルニアが良くなるまではleteに来る事はないかもなと思いながら、らっしーさんの歌を聴いていた。
それもあって真剣な表情になってたのかも。
leteは狭過ぎて何かするにも目立ってしまうから意外と過酷な場所だ。私のような病気持ちは向かない。
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この日アコースティックだけど初めて聴いた『Love Letter』。歌詞は延ちゃんらしい変わった視点の歌。
筆圧とか、文字の癖とか、あまり歌詞にしないだろうなという言葉が紡がれているけど、分かるー!って共感しながら聴くと楽しい。
ドラマ『バツコイ』のエンディングテーマになっているので、このライブの日の午前に、人生初の記者会見を体験したGOOD BYE APRILの4人。
緊張してる様子が伝わる写真を見た後のライブだったので、いつもの寛げるカフェバーといつものファンに囲まれて、らっしーさんが随分リラックスしているように見えた。
タカシが遊びに来ていた事もあって、『きみの街まで』と『Highway Coconuts』の2曲を2人で演奏。
タカシのアコギが好きなので予想外な出来事に気持ちが昂る。
いい音だった。
らっしーさんが『Highway Coconuts』で鍵盤弾いてるのも良かったな。
タカシの登場にお客さんも大喜びで、とってもハートフルな空間になってた。
「今日はタカシに会える!という心構えがないと私パニックになっちゃうから、できれば来る日は教えて」と後日のSEQUOiAのライブで伝えた。
突然の飛び入りは心臓に悪い。
「次のライブは俺予定が合って無理やから行けへんのよなー、行きたかったんやけど」
「え、ホンマに来れんの?」
「うん、ちょっと無理」
それはとても残念だけど、leteの椅子を思ってちょっと良かったと安心したりもする。
らっしーさんの次回のライブは告知から1日で満席になってしまったので、健康な体で、らっしーさんの声で寝ないファンが楽しむのが一番いい。
そして、そのダメな日が実はSEQUOiAのライブだったりすると尚いいな。
この日は久しぶりに『稜線』が聴けたのも嬉しかった。ヒューさんとのコラボ曲で、らっしーさんの他のソロ曲とはまた違うテイスト。
透き通るようなメロディが好き。こんな曲作れるなんて凄いなーと、ただただその才能が羨ましい。
11月13日発売のアルバムから新たに披露された「優しい歌」。
初めて聴いた『優しい歌』は思ってたのと違った。ごめんねはいいから、悪いとこ直せよって、女なら100%イライラする男の言い訳の歌だった。
以前、らっしーさんがSNSで自分史上最高の納得出来る一曲が出来たと呟いていたけど、この「優しい歌」がそうだと後日のライブで教えてもらった。
「"ごめんね ごめんね こんな僕で"って歌詞で、いや、謝るよりも先に悪い所改善しようよって思っちゃった」
「こわっ!!」
とらっしーさんは笑っていたけど、らっしーさんだから許してくれる。
自分史上最高の歌の歌詞に文句つけられたら気分悪いだろう。
ごめんね、こんなファンで。
ヘルニア良くなった頃にまたソロライブの温かい空気に包まれに行きます。
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