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VIVALAROCK2024 1日目 2024年5月3日(金)さいたまスーパーアリーナ
埼玉県最大のフェス、ビバラロック!
実は本祭に参加は今年初めて。
この日はなんと大ファンのレトロリロンがCAVEステージに初出演。
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そうは言ってもAwich、ちゃんみな、Creepy Nuts、UVERworldなどなど豪華アーティストが目白押し。
レトロリロンが出ていなくても多分行っていたと思います。
そんな私の初ビバラ。
言いたいことはただ1つ。
パスのリストバンドは絶っっ対になくすなよ!!!!
です。
はい、お察しの通り早々に午前のKroiの直後に落としてしまいました。
明日の分と2dayパスだったんですよ。
かなり焦ってInfomationへ。
当たり前ですが再発行絶対にしてくれません。
そうなると明日来れない。
絶望。
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当然外に出ることは出来ないのでフェス飯を食べに行くこともできません。
軽食でおにぎりを2つ買っていたのでそれでなんとか凌ぎました。
ロッテリアとかホットスナックは中にあったのですが、ショックでなんせ食欲でない。
誰かに拾われて届けられたら連絡するとの事。
「そんな人おるか?」
という言葉が脳裏をよぎる。
だってそれ持ってたら明日タダで観に来れるんですよ。
しかもこの人混みと広大なアリーナでInfomationまで届けてくれる奇特な人なんているのだろうか?
それでも届けられるのを祈るしかないと届出を書いていると、「すみません、2dayパス落としちゃいました」という女の子が来ました。
意外といるっぽい。
明日も使うからと緩めに手首につけたのが仇となってしまったんですね。
何しても楽しくない。
だって明日来れないんだもん。
チケット返金もないんだもん。
そうは言っても始まらないので何とか気持ちを切り替え。
Awich見てBE:FIRSTを見たら楽しさが勝って自然と自分の不甲斐なさも忘れました。
Awichは一昨年にLocal Green Festivalで見たのですが、その時よりもカッコ良さが進化している。
あの時も相当なかっこ良さでした。
YONA YONA WEEKENDERSが次の出番で、向かいのステージと交互に行われるスタイルだったのですが、リハを終えたYYWのみんなが向かいのAwichのステージを見て「すっげ・・・かっこいい・・・」と圧倒されていたの覚えています。
スタイルもいい、顔も超可愛いくて輝いていたけれど、ダンサーとしてはまだ完成されていない女の子がソロで踊っていたのですが、なんとその子は娘さん。
あんな大きな娘さんがいるとは知らず。
何よりオーラがある女の子でした。
ダンサーだけにとどまらない活躍をする未来が垣間見えました。
BE:FIRSTを2曲ほど聴き、レトロリロンがライブを行うCAVEステージに。
その名の通りまさに洞窟。
うまい名前をつけたものです。
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2列目でレトロリロンを待機していたのですが、そこにInfomationの方からリストバンドが届いたと連絡がありました。
30分以内に取りに来なければ次の方に権利がうつってしまうとの事。
それはかなり困る!
今から行けば全然開演まで戻って来れると走って受け取りに行きました。
まだBE:FIRSTがライブを行なっていて人の移動が少ない時間で本当に良かった。連絡が後少し遅ければ開演に間に合わなかったのでタイミングに感謝。
届けてくれた方にも大感謝。
そんなこんなで中央あたりで見る事になったレトロリロンだけれど、どこにいてもいつものように、いやパスを取り戻した私は最高に楽しめました。
お客さんでパンッパンのフロアを揺らしているレトロリロンは今まで見た中で一番最高。
サウンドチェックの発声で涼音君のその美声に大歓声が起きていたのも初めての経験。
この日いつも以上に涼音君の声が艶やかでした。
何度も聴いてその美声を知っている私でも思わず「おぉぉっ!」と声が出てしまった。
最近の対バンやフェスでは定番になっているセトリ5曲だったのですが、毎回違う魅力を見せてくれる4人。
来年はメインステージで「僕、友達がいないんですが、みんなTOMODACHIになってくれますか?」というオキマリの涼音君のMCをして、2万人のTOMODACHIを作ってほしい。
01.ヘッドライナー
02.DND
03.Document
04.深夜6時
05.TOMODACHI
メインステージに戻るとSKY-HIがパフォーマンス中。
1曲も知らなかったけれど、さすがのステージでいつの間にかみんな踊っている、もちろん私も。
どなたか忘れたけれどもBE:FIRSTの人も出てきてコラボする場面もありました。
プロの完璧なステージを見せてもらえました。
凄すぎるぜ、SKY-HI。
そしてお待ちかねのちゃんみな。
2年前のサマソニでOmoinotakeと思い切り被って見られなくて悲しかった。
ファンは若い女の子ばかりで、ワンマンは行くのが憚れるので今回ようやくフェスで見る事ができました。
もう、大好き。
かっこいい。
可愛い。
好き。
呪文のようにその言葉を呟き、周りの女の子と同じように「きゃーーーーっ!」と悲鳴をあげていました。
『美人』でのAwichとのコラボでは会場のテンションは最高潮。
普段見ているバンドのライブともK-POPアイドルともEDMとも全く違うジャンルのかっこよさ。
何だろう、もう神々しい。
この芯からくる強さと自信に目が眩む。
うまく言葉で表現できないのですが、彼女達の生き様をそのステージで見せつけられ、女神様から洗礼を受けたような気持ちになりました。
人が本当に創りだしているものなのか・・・これは。
現実とは思えないパフォーマンスを見終え、ふわふわしている中お次はUVERworld。
客席に突っ込んで担がれながら歌うTAKUYAさん。
名物の光景をアリーナで見られるとは。
ビバラで禁止されている行為をアーティスト自らするのはどういう処罰があるのだろう?未来永劫出禁とか?
それはそれで面白い。それ覚悟でしょうからスタイルを崩さない様は賞賛に値します。
いいものを見せてもらいました。
最後はCreepy Nuts。
ちょうど2年前に大阪のMETROCKで見て以来。
お客さんをノせるのがR指定さんはめちゃくちゃ上手くて、音楽やってる息子に「とにかくCreepy Nutsのライブを見ろ!」と言った事があります。
あれからヒット曲大連発で曲をかければ勝手にお客さんは盛り上がる、みたいな雰囲気ではありましたが、天井席にいる人達までをも巻き込む圧巻のステージでした。
アリーナ前方で見ていた私はその興奮の渦の中にいて少し命の危機を感じるほど。
世界中で大ヒットしている『Bling-Bang-Bang-Born』、ちょっと興奮しすぎじゃないかという男どもに囲まれ本当に危機的状況。
なぜ我を忘れるほどそこまで興奮できるのか、若い人だけに聞こえる麻薬的な音でも入っているのかと恐怖でした。
明日は絶対アリーナで見るのはやめよう。
そう決意した瞬間。
「フェスに団体で来る男って中途半端な知識で得意げに語る奴しかいねーな。」
そんな毒をおひとりさまで楽しんでいる私は何度もこの日吐きました。
そんなこんなでしたが、最終的には楽しかったーーーー!!!!
で終われるのがフェスの魅力。
そして30分後にはお家に着いて寛いでいられるという立地の良さ。
いいビバラデビューが飾れました。
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