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GOOD BYE APRIL 2024年8月27日(火) 新宿LOFT Bar 『歌ロマンJUNCTION』
音楽レーベルDOBEATU主催のイベント。
出演:マスダミズキ/CHiLi Girl/GOOD BYE APRIL/島裕介/DJナツ・サマー
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今回はLOFTではなく隣のLOFT Bar。
GOOD BYE APRILのらっしーさんが、すべての出演者に絡みありの、らっしーさんが主役のようなイベント。
マスダミズキさんとは昨年コラボした『ふたりは夏雲』と、あと1曲海外アーティストの楽曲を歌っていました。
私残念な頭してるから何の曲だったか全く覚えてない。
CHiLi Girlではこちらも昨年らっしーさんとコラボリリースした『One Q』を披露。三味線でシティポップを歌う新しい音楽です。
そして、なんと言ってもGOOD BYE APRILの音源にも参加しているトランペット奏者の島さんという方が参加してくれるスペシャル編成のライブ。ワンマンライブ以外でサポートの方が参加するのは滅多にない事なので楽しみにしてました。
会場に着いて早々ドリンクカウンターでつのけんさんとタカシに出くわしまして、つのけんさんが笑顔で「お酒のすすむイベントですね」と言いながらも、アルコールに弱いつのけんさんが飲んでいるのはコーラ。
一方タカシは当たり前にビール。
ステージ中に「俺ちょっと酔ってる」とタカシが言い出した時、SEQUOiAのフロアライブで隣で見ていた私の腕をギターで殴打された記憶が蘇る。隣にいるサックスの島さんに気をつけて、と少しヒヤヒヤしながら見てました。
1.夜明けの列車に飛び乗って
2.missing summer
3.きみの街まで(未発表曲)
4.TRANSIT IN SUMMER w/島裕介
5.サイレンスで踊りたい w/島裕介
6.Highway Coconuts
en.plastic w/島裕介
1曲目の『夜明け~』は、こぢんまりしたフロアで聴くとメンバーのコーラスワークが身近に体感できて最高でした。
何度か書いてるけどホントにいい曲、初めて聴いた時から色褪せずにずっと大好き。
2曲目の『missing summer』は、私がライブに通いだした頃からやらなかった日はない。
バンドとしてアンセムの曲があるって強いよなぁとしみじみ思う。
ここでMC。
開始早々2曲目の後に結構なボリュームのMCを入れてくるとは。『missing summer』でせっかく盛り上げてるのにクールダウンさせちゃうの勿体無いなぁ。
延ちゃんのトークはホントに面白くて大好きだけどね。
これがあるからGOOD BYE APRILが他のバンドと差別化できてる感はあるけど、これもう少し短めにしてもう1曲やって欲しいとも思ったりする。
延ちゃんのお笑いは瞬発力系じゃないからなぁ、起承転結のエピソードトークで笑いを取る系だから長くなっちゃうのは仕方ない事ではあるけど。
って、お笑い芸人じゃなくてバンドでした。
あまりのトーク力の高さに真面目に分析してしまった(笑)
3曲目の『きみの街まで』は、今回はつのけんさんは前に出てこずに、シンバルを小刻みに叩きながら歌ってました。
この曲はタカシが指弾きで、ずっとその綺麗な指を見つめる至福の時間。
4曲目の『TRANSIT~』と5曲目の『サイレンス~』で島さんが入りました。
あー、なるほど!3曲目からのアウトロで島さんが入って4曲目に入るのがとても美しい流れ。
3曲目いらないかもなぁとか思ってしまった浅はかな自分はホンマにアホ。トータルでステージをコーディネートさせてるんだもんね。島さんを引き立たせる構成なんだなと、この流れで分かりました。
今日の対バンならあの曲が良くないかな?とかこの曲順の方がいいなとか考えちゃうの悪い癖。
結局そのセットリストで今日は良かったなと絶対なるんだけど、オタクが故に妄想セットリストがあるんで聴きながら色々思うのホントやめたい。頭空っぽで楽しく聴きたい。
5曲目『Highway Coconuts』の2番のサビ前でギターのアンプからブーンというハムノイズ発生。あまりの大音量にハム音と言っていいのか、「あ、壊れたな」と思っちゃうノイズでした。
演奏を止めそうな雰囲気があったけど、つのけんさんが止めずにそのまま押し切って最後まで演奏。
止めたところで最後の曲でこの終わりは後味悪いし、らっしーさんのギターがメインフレーズになっているので最悪3人でもいける楽曲なのが幸い。
ただこの曲、音源ではアウトロでフェードアウトしていくので、ライブでフェードアウトしていかないタカシのギターが聴けなかったのはこの上なく残念。
もうここで終わるのかな?と思っていたら延ちゃんが「おかわりいいですか?このままじゃちょっとアレなんで…」と。
ギターレスでやるっていう事?それともアンプの調子が戻るまで待つって事?
得意のトークで場を繋ぎ出す延ちゃん。
スマホの時計を見ると22時を過ぎてる。
困った。実は次に行くライブがZERO TOKYOである。しかも22時からなのでもう始まってしまってる。
ここから徒歩4分という距離だけど、いつ直るか分からないアンプを待つのもなぁ。
でもこの演奏が中途半端な状態じゃ私も嫌だなと、アレコレ考えていたらアンプの調子もすぐに戻っていたので最後まで聴いていくことにしました。
まるでアンプに「最後まで聴いていけ」と引き止められたかのよう。
ですよね、タカシより優先順位が高いものがこの世にある訳無かったです。気づかせてくれてありがとう。
アンコールに用意していた『Plastic』を島さんが今度はトランペットからフルートに持ち替えて演奏。
これを用意していたから続行しなきゃいけなかったわけだ。ライブって予想外の事が起こるもんだね。
島さんのフルートは風がなびいてるような、川のせせらぎのような、天上で音が鳴ってるフルートでした。マーシャルのアンプも機嫌を損ねず最後まで頑張ってくれてました。
演奏が終わり、皆がステージから降りたのを見届けると振り返ってZERO TOKYOへ猛ダッシュ。
次があると思うとGOOD BYE APRILのライブに全集中できなかったので、そこは反省点。
でも数日経っていても思い出して書き起こせるほどに覚えている楽しいライブでした。
いつもいつも傍にいてくれるような音楽をありがとう!
延ちゃんが背中を痛めていてツラそうだったので、次のライブまでに良くなっているといいな。
痛み止め飲んでも痛そうだった。
私はそんな時お酒めっちゃ飲んで痛み飛ばしてるんで、延ちゃんもジュースじゃなくてお酒で痛み飛ばすといいです。命の保障はしないけど。