![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/165666948/rectangle_large_type_2_d9d7a9603413d16b2f25c3543289d970.jpeg?width=1200)
西恵利香 2024年11月30日(土) B1FLAT 『10th Anniversary Live -COLORLESS-』
YONA YONA WEEKENDERSのコーラスサポートもしている、シンガーソングライターの西恵利香さんの10周年ライブ。
B1FLATというライブ会場の名の通り、フラットな会場。ライブハウスではなく多目的な用途で使われるイベントホールらしかった。
中央にステージが作られ、それを360度ぐるりと取り囲んで観るフロアライブ。
![](https://assets.st-note.com/img/1734134750-txInHlyGSDkErT2oCV4eLY0N.jpg?width=1200)
そしてこの日はバーテンダーにYONA YONA WEEKENDERSのボーカル磯野くんと、キーボードサポートの高橋遼君。
磯野くんワンマンライブに参加した人に配布されたチケットを持っていけばワンドリンク無料。
![](https://assets.st-note.com/img/1734134750-IXfoHspAadhkPgnLc6FV9KZB.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1734135517-GOEDFvSB1qUXou2AQLKewWsm.jpg?width=1200)
ドリンクカウンターでお客様をお出迎え。
「店潰すんかってくらいハイボール濃いめで」と言うとアップ料金なしで作ってくれた。
磯野くんが作ってくれるなんて、二度とないかもしれない貴重な体験。
二杯目に作ってくれたコークハイは「ごめん、濃くなりすぎちゃったかも」という言葉以上に、テキーラかと思うくらい喉が焼けた(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1734135467-QrwRVbg9u4AZqkThP0l3cpez.jpg?width=1200)
恵利香さんのライブはホームパーティのようで、恵利香さんが愛されてんるだなぁというのを毛穴からも全身で感じられる程の居心地のいい空間だった。
終盤はお客さんの側に来て、一人一人と目を合わせて歌いながらお礼をしていく恵利香さん。
昔から応援してくれるっぽいファンの方にはそっと肩に触れて、その掌から「ありがとう」を伝えていた。
素敵だなぁ。
この日アンコールで恵利香さんは1歳になる娘さんを抱っこして登場してきた。
そのまま娘さんを抱っこしたまま歌う姿に、恵利香さんの歩んできた人生が素敵なものだったんだろうなと感じることが出来た。
勿論ここまでの道のりには悔しいこと、苦しいこと、人に言えないような感情がきっとあったと思う。
この日のMCでも「西さんの歌には特徴がないね、というのを何度も何度も言われてきました」と語っていた。
それでも恵利香さんは逃げずに音楽と向き合い続け、お子さんが産まれてからもすぐに復帰して音楽を続けている。
そして、恵利香さんのファンには男性が多いけれど、結婚して子どもが産まれてからもこうやって応援してくれる方々が多いのは、やっぱり恵利香さん自身も、歌も魅力的だからなんだと思う。
YONA YONA WEEKENDERSのあの個性的な男性陣の中で、乱暴な女性という訳でもなく、品のある女性として立ち振るまっているのに違和感なく溶け込めているのは、西恵利香が唯一無二の存在だという証拠。
シンガーソングライターという言葉より、西恵利香という人間として大きく捉えると、それはそれはとても魅力的な人。
なので恵利香さんはこのまま、自分を表現できるものが音楽なんだとしたらそれを続けてほしい。
それに恵利香さんの『美しい時間』はとても大好きな楽曲で何度も何度も聴いてる。
磯野くんと歌った新曲『24/7』も二人の声が引き立つ気持ちのいい曲。
限定公開にしているのでサムネイルが表示されてないかもしれないけど、リンク先飛べますので、是非ご一聴を。
そして、改めてこの日のサポート陣とゲストはこのような方々。
Key. / 及川創介(Roomies)
Gt. / 一戸祐介
Ba. / 内山祥太
Dr. / 山下賢
Cho. / AMI(TENDERLAMP)
ゲストボーカル / 弥之助(AFRO PARKER)・磯野くん(YONA YONA WEEKENDERS)
サポートドラムに元Alaska Jam(以降AJ略)のさとしさん!
2月の恵利香さんサポート以来。
あれからAJのライブには何度か行ったけど、やっぱりさとしさんが恋しいなぁと思ったり。
私はAJのファン歴は浅く、心言さん入りのファンなのだけど、さとしさんのドラムは好きなので、聴く機会が減ってしまって残念な気持ちは大きい。
なのでこんなに近くで体感できたのはとても嬉しい事だ。
ライブ終わりにさとしさんとお話しさせてもらって、その落ち着いた人柄も好感が持てた。
図々しくも何故AJを辞めてしまったのかお話を聞かせていただいたり、お写真を撮っていただいたりと、ご迷惑かな?と思いながらも、とても丁寧にご対応いただき、感謝の念でいっぱい。
「山下賢を応援します!」とお伝えして、それがちゃんとさとしさんの心にお届けできたようで安心。
こうやって音楽を続けるための選択だったんだなって知る事が出来たので、AJを辞めても、さとしさんの人生を応援したいと心から思っている。
恵利香さん然り、素敵な音を奏でる人は人柄もやっぱりいいんだな、と改めて思った。
その後はバーカンから出てきてフロアにいた磯野くんとお話し。
磯野くんとはバイク談義するのが定番なので、新しいHONDAのバイクを買った話で盛り上がる。
そのバイクに乗って街へ出て、道中に素敵な曲のインスピレーションの沸く移動車を超えた概念のものになっているのが何とも素敵なことだ。
私が犬の散歩をして、その犬の尻の穴を見ながら歩くと創作の閃きがあるのと同じなんだと思うと、どうせなら私もバイクに乗って閃きたいと磯野くんに嫉妬する。
「磯野くん、私にとってYONA YONA WEEKENDERSって人生の中でいつの間にか欠かせないものになってる。
だからね、脱退とかそういうの本当にやめて欲しい」
ギターのキイチ君が脱退する。
そんな不穏な噂を聞いた。
「まぁまぁ、YONA YONA WEEKENDERSは続くから、頑張っていくから、応援して」
勿論応援はする。
応援はするけど、恵利香さんも遼君も含めた6人がYONA YONA WEEKENDERSだと思っている私にとって、キイチ君脱退は本当にツラい。
このライブの翌日、何の説明もなされないままキイチ君脱退の発表がされた。
強いて言えば方向性の違い。
それ以上でも以下でもないんだろう。
残念で仕方がなかった。
方向性の違いが面白いと思ってたのに、そんな大きな歪みになってしまう程だったんだ。
暫くは、この日の恵利香さんのサポートもしていたギターの一戸さんがYONA YONAのサポートをしていくらしかった。
一戸さん、YONA YONA WEEKENDERSをよろしくお願いします。
恵利香さんも、自分の音楽にサポートに子育てと大変だろうけど、その存在はきっと誰かの励みになってます。
これからの時代のロールモデルとして頑張ってください。