森心言 2024年10月19日(土) 下北沢CREAM 『BIRTHDAY BASH』
Alaska Jamの森心言さんの生誕祭。
作品はもちろん、私は人として心言さんが好きで尊敬している。
何度行ってもいっこうに顔と名前は覚えてもらえないけど、そんなのはどうでもいい。
私自身苦手な事を相手にも求めていない。
覚えてもない、初めて会うかもしれないファンでも常連さんのファンと同等に対応してくれる。
毎回両手を差し出して、力強い握手をしてちゃんとファンに愛を伝えてくれる。
HIPHOPやってる人はチャラくていい加減というイメージがあるけど心言さんは違う。
ものすごく真面目、誠実、優しい。
蛇足だけど、めっちゃいい匂いもする。
レポがあまりに遅くて時系列おかしくなるけど、11月5日にZepp DiverCityにOmoinotakeを観に行ったんですが、心言さんも来られてたみたい。
SNSに『Omoinotake @東京Zepp DiverCity 観て来た!
今年はみんなにとって凄い年になったねぇ。
感動で泣いてしまった。
本当に良いライブだった!ありがとう!』
と書かれてた。
その言葉に心言さんの優しさと思いやりが詰まってる。
今年はOmoinotakeがビックリするくらいの大躍進で、嫉妬とかでこういうの書けない人多いのに、そんな事これっぽちもない兄貴!って感じの言葉。
今日の生誕祭は身内感強そうで居場所に困りそうだと思い、心言さんのライブの時間前に着くようにした。
直前に入ろうと思っていたけど雨が降ってきたため早めに会場へ。
CREAMは初めてなので何処で受付か、何処が会場か迷う。
扉を引いて、入口にいた受付っぽいお姉さんに聞くと、ここでお金を払って2階に言って下さいとの事だった。
チケット代を払うと「森心言さんからお土産があるので1つ取ってください」と、福岡限定の明太子味のハッピーターンをいただいた。
福岡でライブがあったのと、確か福岡出身の心言さん。ちょうどいいタイミングでライブがあって、生誕祭に来てくれた人へのお土産を用意してくれるとは心憎い。
ちなみにこのハッピーターン、いただいてから20日経過してるんですが、もったいなくてまだ食べれていません。
そろそろ食べないといけないな。
バーカンは1階のみという事で、ドリンクを注文し2階に上がる。
上がってすぐがステージで細長い空間が広がる。
これは混んでいたらカオスな状態になり、お客さんが階段から転げ落ちてしまうのでは、と危惧する造り。絶対ステージが奥の方が良いと思う。楽屋も反対側にあるから、演者さんがお客さんに「通ります」と言いながら人を掻き分けてステージに上がるのはいちいち大変。
そんな事を思っていたらちょうどnagomu tamakiという男女2人組のライブが始まった。
この人達のライブがめっちゃくちゃ良かった!!
楽曲は好みだし、女の子は可愛くて盛り上げ上手でライブ慣れしてる。後ろのDJさんも怪しげだけど身振り手振りで盛り上げてくれる。
てっきり女の子の方がnagomu tamakiと思ったら、DJの方がnagomu tamakiで女の子はqotomi amaiちゃんと言うらしい。
qotomiちゃんはゲストボーカルのような立ち位置らしい。
16日に心言さんをゲストに招いて、アルバムのリリパがここであるという事だったので行けそうなら行きたいと思うほどいいライブだった。
心言さんも一緒にライブを楽しむ姿も見られ、いいパーティだなと思った。
そして心待ちにしてた心言さんのライブ。
最前にいたのに割り込んできた女性に端に追いやられ、潰されそうになりながら見る。私は小さいからいつも誰かに押されて潰されるのが常。
世の中の人には私が全く見えてないらしい。
低身長にも人権が欲しい。
ソロとしては1年振りに見た心言さんのライブ。
去年の生誕祭は私のヘルニアが最悪な状態で起き上がることも出来ないくらい酷くなってキャンセルした。
私の誕生日の日に行われる事もあって楽しみにしていたのに、ベッドの上で過ごすことになって泣いた。
この果てしなく続く痛みが無くなる事はあるんだろうか?
痛みで3日間も眠れてなかった。
ヘルニアってこんなにも人の人生狂わせるんだとある意味感心。
大袈裟じゃなく、もう殺してくれと泣き叫ぶほどの痛みだ。薬なんて全く効かなくて、これが私は2週間続いた。
キャンセルの連絡に心言さんが「それは大変!お大事にしてください」と返信をくれた。
この時ほど推し活をありがたいと思ったことはない。次のライブに絶対行く!
執念に近い感情一つで痛みに耐え抜いた。
同時期に人生最大にショックな事も重なり、よく私絶望しなかったなと絶対病まない自分の精神力の強さを改めて思い知る。
でもそれは大好きな音楽があって、最高のライブをしてくれる人達の存在があったから。
心言さんからの何気ない返信も私の支えになっていた一つ。
Alaskaのライブに行く度、心言さんあの時はゴメンなさい、そしてありがとうと強く念じて気持ちを届けてきた。
そんな事もあったからライブは本当に楽しかった。
そして、嬉しい事になんとなんとAlaskaのギターたけまささんとサポートベーシストの美登一さんも遊びに来てたので、急遽Alaska Jamで演奏することになった。
たけまささんはギターを持ってきていないので他人のギターを借り、演奏したことも無いAlaskaの曲を演奏する事になったこの日の出演者のドラムとキーボードの方達のプロの仕事を見させてもらって痺れまくった。
ドラムの方のフィルがなんとカッコイイ事!
心言さんのライブの後に出てた#Onedigitalというバンドの方達だけど、このバンドがフロントのラッパー3人、ギター、キーボード、ベース、トランペット、ドラムという編成で皆同じ会社だと言っていた。
素人レベルじゃなくて、ちゃんとプロだから、なんやそのクリエイティブな会社は!?とビックリ。
プロはいつも痺れる現場にいきなり投入されて見事にやってのける。
本当に尊敬する。
そして心言さんとたけまささんの仲の良さに羨ましくなる。長年ホントに苦楽を共にして、お互いを一番に信じあっているのがよく分かる雰囲気だった。
そして、たけまささんもまたファンを大切に、愛を素直に伝えて来る人だった。
仲間達がたくさん集うパーティーでも、私のようなコアなファンでもない普通のファンの居場所がちゃんとあるなら心言さんの1時間耐久DJから居れば良かった。
下北には17時前からいたのだ、Omoinotakeなども歌ったと言っていたので大変勿体ないことをした。
急遽、初めてのチェキ会をやるとの事で列に並ぶ。
私も初めての経験。
心言さんはやはり私の顔と名前を覚えてなかったけど、以前行ったライブで話した事を言ったらすぐに思い出してくれた。
私は本当によく言われるんだけど、髪型一つで雰囲気が変わりすぎるらしい。
そして服装も都度都度テイストが違うので難易度は高い。
普通に顔も一重だったりパッチリ二重だったりとするので自分でもメイクに苦労する程顔の安定感がない。
なので覚えてなくても全然大丈夫。
「15日私も誕生日だったんです、お互いおめでとうですね」と言うと「俺と1週間違いなんだね、なんならさおりちゃんの方が今日に近いね、おめでとう!!」とお祝いしてくれる。
後は共通の知人についてお話ししたりと、会話を面倒くさがってない、楽しんでくれているのが伝わってきて、ますます心言さんが好きになる。
ライブにも出演していたqotomiちゃんがチェキを撮影してくれ、そのチェキに心言さんがメッセージとサインを書いてくれる。
チェキも鮮明すぎず、いい感じに肌が綺麗に見える。
チェキで撮った写真のテクスチャーが良くて、私も持ち歩いて色んな人と撮ろうかな?と思ったくらい。
心言さんは生誕祭というパーティーをする意味をこう語っていた。
「祝ってくれ!っていう日じゃなくて、俺がみんなにありがとうと感謝を伝える日」だと。
なんて素敵なマインドを持ってるんだろう。
ウチもソトも男前過ぎる。
改めて森心言という人間の素晴らしさに触れた日でした。
心言さんがいつまでも素敵な仲間と共に楽しく音楽ができますように。
お誕生日おめでとうございます。