キャデラックソレイ発表!!アメ車EVのデザインから感じるEV時代におけるアメ車のこれから
2024年7月22日、米自動車メーカーのゼネラルモータース(GM)グループのメーカーであるキャデラック(CAILLAC)が新型コンセプトモデルである「キャデラックソレイ」を発表した。このコンセプトモデルは完全EV(電気自動車)モデルだという。
まずはこのキャデラックソレイの基本的な情報をまとめようと思う。
メーカー キャデラック
車名 ソレイ
国 アメリカ
発表年 2024
車両情報 コンセプト
といった感じだろうか。ちなみに車名のソレイは車名は「太陽(SOL)」と「余暇(LEI)」からきている。
このモデルは全電動の2+2コンバーチブルとなっている。
そしてこのモデルの1番の特徴はなんと言っても充電マットやドアの地図ポケットにキノコの再生可能素材を使用し、環境配慮をアピールしていることだろう。
次にデザインの話をしていこうと思う。
まず私がこのフロントの画像を見た時に一番に思ったことは、2022年に発表された、販売されるコンセプトモデルのキャデラックセレスティックに似ていると感じた。
キャデラックは、一度フロントデザインなどの変更を行うと、すべての車種(エスカレード、CTシリーズ、XTシリーズなど)で同じようなデザインを使用する特徴があると認識している。そのため今回でキャデラックにおけるEVのデザインの決定だと言えると思う。
そしてここからが重要になってくる。
次はEV時代におけるアメ車のこれからを考えていこうと思う。
しかしアメ車のこれからと言っても今回はデザインのみに限ろうと思う。
まず大前提として私の考えは、今の車として考えるとなかなか面白おかしいようなデザインに見えるかもしれないが、まずはEV車、コンセプト車として見れば、しっかりアメ車らしいデザインのように感じるということだ。
まずは随分と前に発表されたダッジチャージャーEVなんてどうだろうか?
デザイン的に見てみよう。これをおかしいと思う人はあまり少ないと思う。現行のチャージャーと似たようなデザインであり、全体的に一昔前のアメ車に戻ったような印象である。
以下が今のチャージャーと比較した図である。
前文で一昔前のアメ車のようなデザインと述べたが、それは国内外メーカーでもこのようなデザインの変化をおこなったり、廃止された車種を復活させたりなどそれこそガソリン車がEVになってしまったりなどの事情はあるが、なかなかいい時代の流れのように思える。やはり原点回帰は必要なものであると思った。
もう一台見ていこうと思う。上記はダッジチャージャーという「スポーツタイプの車」を見たが、次は「ピックアップモデル」であるフォードF150EVを見ていこうと思う。
これも随分と前に発表されたモデルだがデザイン的にはどうだろう。
私は、これがフォードF50として出てきても自然に受け入れられるデザインのように思った。
どうだろう、元々グリルであった部分も別パーツで表現されており、遠目から見たらEVと判断ができないようなデザインである。
ここで現行のF150と比べてみる
このようになった。どうだろう、あまり不自然なデザイン変更ではないと思った。現行をそのまま進化させたようなデザインのように思った。
今回はキャデラックソレイ、キャデラックソレスティック、ダッジチャージャーEV、フォードF150EVを見てきたが、アメ車に限って不自然なデザイン変更は中々ないように思えた。これから自動車業界がどのような変化を遂げるかは誰にも分からない。もちろん予想はできるが「未来」のことなど誰にも予想はできない。
もしこれから、EVの時代が本格的に訪れたとしても、アメ車は我々の想像を超える様なかっこいい車を作り上げてくれるだろう。
ただ、少し寂しい点としてはアメ車の大排気量エンジンのサウンドが聴けなくなることだろう。