【#3 女性&車のおはなし】運転が楽しくなるためのレッスン 入門編
こんにちは。車好きWebライター松永つむじ(女性)です。
免許取得から30年以上、たくさんのMT車を乗り継いできました。
自分過失の事故はゼロ件、公道では極めて安全運転を貫いております。
私、元学生カーレースドライバーが主に女性と車についてお話しましょう。
今日のテーマは「運転が楽しくなるためのレッスン 入門編」です。
専門用語をできるだけ使わず、誰にでもわかる言葉で解説します。
まずは、車に慣れて、車と仲良くなりましょう。
これから、お話することは、順番に取り組む必要はありません。「興味があるもの」「できそうだな」と思ったことからチャレンジしてください。
1. ドライビングポジション
運転で一番大事なことといえる運転ポジション。
つまり、運転席に座ったときの姿勢です。
どうですか?前かがみになっっていませんか?
今一度チェックです。
座ったときの腕の角度や細かいことは後で大丈夫です。
まずは身体がシートにどれだけ密着できているかを確認しましょう。
太ももから背中まで全部がシートに密着していますか?
背中の肩甲骨がシートから離れていませんか?
背もたれの角度と座面の角度を調節しながら、自分の身体が一番楽にシートに密着できる場所を探しましょう。シートの前後位置はひじを少し曲げた程度で手がハンドルに着くあたりです。
ほとんどの女性は身体とハンドルが接近し過ぎていることが多いので、再確認しましょう。
これだけでも運転のしやすさが大きく変わってきます。
2. ミラーは優秀な助手
バックミラー、サイドミラーを上手に使うと運転がとても楽になります。
それぞれのミラーは自分が見えないところを代わりに見てくれる助手です。
車線変更するときは接近車が来ていないか確認でき、駐車するときは写ったラインを見ながら車の操作ができます。最終的には目視で確認が必要ですが、ミラー達助手に上手く頼ることで車の操作がスムーズになります。
そのためには、バックミラーやサイドミラーの向きはシートポジションの設定が終わったら同時に調節しましょう。基準は「自分が見やすいか」です。
3. 運転に適した服装
腕まわりがスムーズに動かせるように運転中はコートや上着は脱いでおきましょう。
安全確認もしやすく、シートベルトがキツく感じることもなくなります。
また、靴はペダル操作をスムーズにするため、スニーカーなど運転しやすいものを選びましょう。車に運転用の靴を置いておくと安心です。
最近では女性用のオシャレなドライビングシューズが販売されています。かかと部分まで靴底部分がつながっている仕様で、かかとを安定させながらペダルが踏めるのでおすすめです。
ローファータイプやスニーカータイプなどデザインも色々あります。
私も運転席の下に1足ローファータイプのドライビングシューズを置いておき、ヒールのときは履き替えて運転しています。
4. 運転に集中
意外とやってしまう、停止中のスマホやオーディオ、エアコンの操作。
意識と視線が一瞬でも他のところへ移るため、危険回避が遅れます。
スマホはカバンへ、オーディオやエアコン操作は車を動かす前に行います。
運転が楽しいと感じるまでは、ラジオや音楽は控えることをおすすめします。できれば窓を開けて車のエンジン音を聞きながら運転してみましょう。
発進する時に車はどんな音?
減速するとどんな音になる?
エンジン音が静かなときはどんなとき?
改めて聞くと「へえー、私の車のエンジンはこんな音を出していたんだ」と車を少し近くに感じるようになりませんか?
5. 発進&停止は「ゆっくり」
ゆっくり、静かに発進。
ゆっくり、静かに停止。
車をゆっくり動かす、止めるを心がけましょう。車に優しい運転になるだけでなく、危険回避の判断や運転に余裕が生まれます。
<発進>
AT車はクリープ現象から静かにアクセルにつなぎましょう。
MT車は1速の半クラッチでギアをきれいにつないで静かに発進します。
<減速>
AT車は軽くブレーキに足を乗せるだけで、エンジンブレーキがかかります。
MT車はギアを落としてエンジンブレーキで少しずつ減速できますね。
まずは車の機能をうまく使って「ゆっくり」を心がけましょう。
「運転が楽しくなるためのレッスン 入門編」を紹介しました。
車の運転を「させられている」ではなく「している」意識で車に慣れるためのポイントです。
運転するときに意識せずとも以下の5点ができるようになるまで、少しずつ取り組んでみましょう。
できたら次のステップ「運転が楽しくなるためのレッスン 初級編」です。
また、次回お会いしましょう!
(コメント、質問大歓迎です。泣いて喜びます❤)