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夏休み特別週間を終えて

シェアキッチンはいろいろなお店の方がシェアをする場所なので、日ごろは場所貸しでしかない(といいつつも、顔も口も手も出しているので私をクッキー屋さんだと思っていた人もいるけれどね)。

でも「夏休みに子供たちの自由研究にもなるような料理と科学のコラボイベントをしたい」というお話があったのをきっかけに「せっかくならば1週間子供向けイベントを企画してしまおう!」とほぼ思いつきで決めてしまったのです。

私も初めてのことで何もわからないくせに、5企画同時進行にプラスしてゲリラ企画を盛り込んじゃったりしたものだから、準備も含めててんやわんやの数週間。うまくいかないこともあってせっかく協力してくれた方々のお気持ちを無駄にしてしまったこともあるな、という反省点も含めて心に残る1週間になりました。

そのうちの1日は私も参加させていただいている地元の異業種交流会主催の子ども体験まつりです。
ものづくりワークショップやお仕事体験と縁日の企画で、映像クリエイターの方もいるのでこんな素敵な動画にまとめてくれました。

この異業種交流会に参加させていただくことになったきっかけはコロナ禍の直前に参加したイノベーション経営塾です。
設計事務所の敷居を低くする方法の一つとして「ワークショップをやろうと考えている」という話をしたときに、子供向けのワークショップもやっているこの異業種交流会に入るといいよ、と誘っていただいたのがきっかけです。

その後、コロナ禍でなんとなく3年経ってしまっていたのだけれど、今回「ここでワークショップやろう」とその方に言っていただきました。3年前の約束とも言えない約束を守ってくれたのかもなと思うと感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてこの1週間、子供はもちろんのこと色々な年代の方に来てもらいました。それから単純に遊びに来る人だけでなく、経営者の方々も来てちょっとした異業種交流会風な雰囲気になったり、また30数年ぶりに会うことになった人もいたりと、新しい出会いと古い付き合い、そのどちらもあって今の私があるんだなと思った時間になりました。

「子供たちのためにやろう」なんて偉そうなことを掲げたけれど、そんなたいそうなことではなく、ただ自分のためだったのかもしれません。

人見知りで出不精な私で、できるならば知らない人の多いところにはいきたくないのだけれど、人が集まるってちょっと良いかもとも思った1週間でした。

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たかはしあやこ/㈱つむぐ設計 代表取締役
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