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『生存者バイアス』という言葉を考える

人のプレゼンを聞いて「これくらいなら自分にも出来そうだな」と思ったり、クイズ問題を見て「誰でも分かるよ」思ったことありませんか?

その判断は生存者バイアスに捉われているのではないか。

「バイアス」と聞くと、「なんか難しそう…」「でた、横文字」と抵抗感があるかもしれません😅

端的に表すと「偏見」「先入観」という意味合いで使われる言葉で、日本語的にいうと【思い込み】のこと。
頭で分かっていても行動できない人はバイアスに囚われがちと言われています。

バイアスの種類

バイアスの種類には数々あり、代表的なものを記載します。

  1. 認知バイアス

  2. 正常性バイアス

  3. 権威バイアス

  4. 確証バイアス

  5. 希少性バイアス

  6. 自己奉仕バイアス

  7. 内集団バイアス

  8. 後知恵バイアス

  9. 生存者バイアス

本日は生存者バイアスについて考えたいと思います。

(ここまでで「カタカナ多いな」と思った方、、、私と同じ思いです。笑)

生存者バイアスとはこの認知バイアスの一種で、成功した対象だけを基準に判断することを指します。

以下の図と解説を引用します。


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よく語られる例として、ウォールドによる第二次世界大戦中の戦闘用飛行機の分析例が挙げられる。資源が限られているため、機体の装甲を効率よく強化するために、もっとも攻撃を受けやすい箇所を特定する必要があった。そのため、被弾しながらも無事に帰還した機体を調査したところ、コックピットおよびエンジンには弾痕が無いことが分かったため、コックピットとエンジン以外の部位の装甲を強化しようという結論に至った。
一見正しい結論のようだが、実は逆で、コックピットやエンジンに被弾した機体は、それが致命傷で帰還できなかった、という表面的には見えない実態があり、正しくは、コックピットやエンジンの装甲こそ強化するべきだった、という話である。

https://makitani.net/shimauma/survivorship-bias

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正しくこれはビジネスにも言えることで、成功事例のみに捉われて判断してしまいがち。

「この人の考え方で成功してるなら、自分でも余裕だな」
「〇〇さんでもできるなら自分は大丈夫」

と思ってしまうことが誰しもあると思います。


でもね、その人は成功するために陰ながら努力をしているんです。

(成功するには努力が必須ではないのですが、方向性を決めて進むことは大きな第一歩になります!)


考えているだけの人と、実際に行動している人は小さな違いしかないように見えますが、めちゃめちゃ大きな差があるのを忘れずに。

少なくともこの記事を見てくださった方には、頭でっかちの知識マッチョにならず、行動を伴った人になってほしいなと。自戒を込めて書き記します。

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