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病気と雇用 無知が招く差別 3

 自分がリタイヤしたこと一番の原因は、突然の体調不良。いろいろなストレスがたまっていたのかどうかも分からない。まずどのような病院に行くのかも分からない。とりあえず様々な病院に行くことになったが、はっきりとした病名は分からない。
 なんとか休みながらでも働いている時、周りの対応があまりにも決めつけであることに気づいた。(自分がなってみて、同じような決めつけで対応していたことがあった事に後で気づいた。)
 朝日新聞の9月28日の朝刊に、「サバイバートラック 職場復帰後 処遇に悩み」の記事があった。そこに上司の決めつけで待遇が変わることが書かれていた。自分も仕事上の理解不足が復帰の妨げになった。その為、もう少し出来ると医者が判断しても認められなかった。また、上司?(仕事の関係で少し違うが)の経験がないためか理解されず、話が伝わらなかった。最終的には、規則に反したことを言われたため、抗議するも自分の体調が良くなく頑張れず、押し切られ・誤魔化され・逃げ切られてしまった。その時の対処が、普通であったらと思うこともある。病気の時は気持ちが弱くなり判断が鈍り、精神的にも辛い時期だった。
 新聞の記事では、以前の上司がよく話を聞き良い対応をしていたが、上司が替わり、その人の様子も見ずに決めつけで「出来る訳がない」として、給料を下げられたと書かれていた。確かに経験がないと思い込みで決めつけている所がある。(評価をする立場で、相手を見ていない・話合いもしていない会社があることも多い。)
 自分も経験して感じた事だが、相手が理解しないと始まらない。なってみて初めてその立場の辛さを感じた。今まで経験不足から自分も同じような事をしてきたかも知れないとも感じた。思い込みで話を聞いても理解できなかったかも知れない。

 いくつになっても学ぶことが必要。まだまだ分からないことがある。経験したことを伝え、少しでも生活が楽しくなって欲しいと始めた活動。誰でも辛いことは経験するが、解決の助けとなる情報がお届けできたらと思う。


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