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死亡保険 本当に大丈夫?  投資初心者の失敗体験記 49

 65 死亡保険
 保険も投資と似ている面がある。何かあるか分からないから、お金をかけて安全を買う。何かあったとき助かる。しかし何もなければ、無駄になってしまう。投資もうまくいくと利益が出るが、うまくいかないと損失になり、お金が減ってしまう。
 
 最近、TVのCMで流れる高齢者向けの保険商品がある。高齢であの掛け金では、どう考えても会社が損をするように感じていた。
 例えば、死亡時150万円の保証をつけて60歳で毎月3000円の掛け金だと、1年で3.6万円・10年で36万円・30年で108万円のお金をかけたことになる。それで死亡保険金が150万円もらえると会社は赤字になるように感じていたが、よく読むと一生涯保障ではなく、定期保険で期間が決まっている。この期間が過ぎると保障がない。死亡した時契約期間が過ぎていると無駄になってしまう。
 もちろん終身保険もあるが、こちらの掛け金は高齢になるととても高い。
 医療保険は、病気にならないと必要ない。死亡した場合、死亡保険金が下りないものや少ないのが医療保険の特徴になる。
 
 何気なく保険のCMを見ていて、保障内容をよく調べないと無駄になることがある。金銭に関する保険商品は、契約者が得をするようなものは少ない。
 
 投資と同じで、先のことを読むことはできない。どうなるかを予想して決めるしかない。本当に困る。もちろん保険商品の契約をしないのも選択の一つだ。
 

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