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生命保険も投資になる? 投資初心者の失敗体験記25

㊲生命保険の商品も投資になる? 
 保険商品は、未来の自分への備えである。何もなければかけなくても大丈夫と思ってる人が多いと思う。それでも良いが、保険はその保険金を生きている間にもらえたり、貯蓄型の商品もあったりする。
 1 死亡保険
 これは死亡すると保険金がもらえるもの。しかし、掛け金を払い終わっている場合、保険金に変えて一時金でもらえたり、数年に分けてもらうことができる。そのまま死亡時に相続することも出来る。 保険金の相続控除金額は一人500万円であり、これは相続控除の3000万円+600万円×相続人数とは別にもらえる。そのため、相続額によっては検討するのもよいと思う。気になるのは、60歳以上の死亡保険の金額である。どう考えても掛け金に対して死亡保険金が高く、保険会社の顧客獲得による実績以外に利益が出ないと思われる。いずれにしても、加入を検討してもよいかも知れない。
 ただ、この死亡保険金と同じような商品に加入していないか。まず、団体信用保険(住宅ローンで主に使う)が使えるので、同じような保険に加入している可能性がある。企業等に勤めていると、企業が掛けている保険によって保険金がでる場合がある。少し大変でも死亡時に出る保険金の金額を確認してみるとよいと思う。それによって保険金の総額が分かり、無駄が省ける。
2 医療保険
 これは、特約で付けていたり、がん保険と一緒に掛けていたりする。これは、入院などでの費用を補填するのに使われる。入院費が少なすぎたり多すぎるとどちらも無駄になる。掛け金に対して、どれだけ給付金がもらえるか考えて欲しい。高齢になると掛け金が高くなり、給付金にあった掛け金になっているか疑わしい商品もある。
 多くの人はめったに入院しない。そのため、通院でも給付金がもらえる商品や傷害保険なども検討するといいのではないかと思う。
 
 保険を見直すことで、お金の流れを考えることが大切になる。貯蓄性のある保険商品を考える前に、毎月保険に支払っている金額を把握し、節約した分を何かに使えると思う。
 貯蓄性のある保険商品の中には、外国通貨建てによる商品がある。保険の勧誘の人は当たり前のことを話すだけで、投資に近い商品だと感じていない。今の円安や今後の変動によって、もらえる金額が変わる。それを説明はするが、安全性があると言うことが多い。手もらえる金額が減っても、保険会社は損をしないようになってる。気づかないだけで、投資的な保険に加入している人もいる。もらえた金額によっては税金がかかることもある。 

 未来の自分に対しての投資と考えられる。先のことは分からないが、それでも不安になる材料が今の日本にはある。それを考えて、保険を選ぶことは投資と変わらないと思える。投資もどれだけの金額が必要かを考えるが大切であり、その時期も重要になる。保険商品もいつまでにいくら残すのかそれとももらうのかなど、考えることがある。
 投資というと株などに目が行くが、考え方によっては色々なことが投資と考えられる。

 次回は、㊳何にお金を使っているかをお伝えします。

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