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ところで証券って何だ? 投資初心者の失敗体験記12

㉒ところで証券って何?

  「 株を買う」というと会社が発行している株式を買うことを指すことが多いです。これを株式証券と言って、お金と同じように価値のあるものであることを証明するものです。他にも、債券や投資信託商品などを含めて「有価証券」と言います。かなりざっくりです。
 その証券は、以前は紙で作った小さい賞状?小切手?のようなものでしたが、今は証券保管振替機構(ほふり)で電子データとして保管しています。
そのため、証券会社が違っても、同じ会社の株式はまとめて保管されています。仮に証券会社が潰れても株式証券はなくなりません。無くなるのはその証券を発行した会社が潰れたときです。そうなる前に対策をしないといけないです。
 これは、債券や投資信託も同じです。証券会社が潰れても、証券は守られます。しかし、対象の会社の業績によって価値が変わるので元本保証ではないです。それでも、株式市場全体の動きで価値が分かるので、初めての方はあまり考えないで始められると思います。株式だと、どんなに業績がよくても不祥事があると途端に株価が下がることがありますので、情報収集が大変とも言えます。私はこの辺りが弱いので、失敗が多いです。
 

海外の株式や投資信託はどうだろう?
 日本より株価の上昇がいい企業が多いですが、国の情勢や為替レートに左右されます。
 ①国の情勢を知るには、やはり情報収集が必要です。投資したい海外の企業に興味を持ってるのであればいいですが、数字だけで企業を見ると個人的には楽しくないです。企業の情報に加えて国の政策が関わるため、かなり勉強が必要だと思います。
 ②為替レートは簡単に円安・円高のことです。海外の証券を買うには、その国の貨幣に変える必要があります。そこには為替レート以外にも手数料がかかります。そのため、利益の計算が為替レートや手数料を考えないといけないので複雑です。
 また、海外の商品を日本で扱ってる場合「ドル建て」「円建て」などと書かれているのは、「円建て」は円で買える商品であり、「ドル建て」はドルに換えて買う商品だと考えてといいと思います。
 投資初心者は、少しずついいと思います。何度もお話ししていることですか、投資の目的は何かで変わると思います。常に投資のことを考えることが楽しいのであればいいですが、負担にならないことが大切です。

 今回はここまで

 次回は、再び㉔証券の買い方と題してお伝えします。
 



 

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