投資の目的は何?老後資金は? 投資初心者の失敗体験記28
㊶投資の目的は何?老後資金は?
新NISAと言わなくなり、NISAによる投資報道も収まってきた。引き換えに、投資による詐欺の報道が増えてきた。
NISAでは投資信託が注目されているが、利益率からするとそれほど高くはない。預貯金の30年前頃の金利には追いついていない。違うことは、もとの資金が投資信託では増えるので、預貯金とは違う。売ることで資金が増え、資産が増える。ここが投資の面白さである。その逆に資産が減ることもあるのが怖いことだが、それも投資である。
利益を増やそうとするとリスクが増え、売買のタイミングによって利益が大きく変わる。これは、私は以前から勧めてない。常に株価の変動に気を使っていないといけないので、仕事をしているのと同じであり精神的に辛いと思う人が多いと思う。何も考えないで投資するのは困るが、常に気をつけているのではトレーダーと変わらず、あまりにも辛いように感じる。
そこでもう一度、投資の目的を考えみてもいいのではと思う。
年金や社会保険の方針変更があると、リタイヤした人や働けない人は困る。私も老後資金をいくらにしたらよいか判断がつかない。ある程度の予想はするが、もしも年金が減り社会保険が変わると収入が減り出費が増える。多くの人たちが安心できないのが、今の日本の状況だと思う。
私の悪い場合の予想では、年金は半額、社会保険や税金等を含めた出費は、収入の3割が引かれると考えている。勿論こうなって欲しくないが、その状態で生活できる資産を目標と考えている。
生活のスタイルによって必要な資産は変わる。節約することで生活費を抑えることは出来るが、その為には体力や時間のゆとりがないと出来ないことが多い。私は、節約に気をつかうと精神的に辛くなることがあるため、税金等で引かれることを考えて月に22万円が今の私に必要な金額だと考えている。今は野菜などを自分で作ってるため食費が少ないので、体力がなくなると月に25万円ぐらい必要になると考えている。
一人だと 22万円×12ヶ月=264万円 60歳から70歳まで
25万円×12ヶ月=300万円 70歳から95歳まで
年金が半分出ると考えると、約5,000万円必要になる。
二人だと2倍にはならないが、約7,500万円ぐらいは必要だと思う。
(あくまでも私のよくない場合の予想です)
投資の目的は何かを考える一つとして、この金額をめざしてもいいのではと思う。60歳を過ぎると必要な年数が減っていくので、必要な資産も少なくてすむので、約5,000万円ではないので不安にならないでほしい。
60歳以降の人は、年齢によって金額を減らして投資の目標金額にするとよいと思う。
40代や50代の人はこの金額を目標にするといいのではないかと思う。
30代より若い人は、年金がどうなるか分からないため、年金を考えないで資産1億円を目指した方がよいと思う。若いため投資の金額は少ないかも知れないが、少しずつやっていることで資産が自然に増えることが多い。焦らずに少しずつやっていると、利益が出る。収入のほとんどを楽しみに使わないで、少しは貯蓄や投資に回せるとよいと思う。貯蓄が趣味で貯めることに集中している人がいるが、老後の事を考える趣味を他にも持ってもよいのではと思う。理由は次回にします。
今回はここまで
次回は、リタイヤ後の生活と題してをお伝えします。