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何の為に働いていたのかと思う 人との触れ合いを求めるようになった 11

 働いていた時は、自分なりに役に立っている、必要とされていると思い、仕事にやりがいを持ってやっていた。
 突然体調が悪くなり仕事ができなくなると、職場の対応がひどかった。最初は、怒りを感じて法的対応を考えた。裁判になれば精神的に辛くなると考え辞めた。
 
 自分にとっていいことは何だろうと考えた。初めは、何の為に頑張っていたのだろう、今までの努力は認められていないのだろうなどと考えていたが、これも自分にとっては何かの意味があると思い、自由になった時間を楽しもうと考え始めた。

 体調が少しずつ良くなり、自分を見つめ直す機会だと考えるようになった。自分はどう見られていたかではなく、自分が満足することをしていたかが大切なのだと思うようになった。

 仕事中心の生活をしていたので、仕事を離れると人間関係がほとんど無くなっていることを感じた。忙しかった為時間がかかることや効率の悪いことはしなくなっていた。今は色々なことに時間をかける生活になった。
 
 人との触れ合いを楽しむを感じるようになった。新しく出会う人で親しくなるかは分からないが、その時々の出会いを楽しもうと思う。
 
 今更ながら、仕事をしていると自然に人がよって来ていたが、今は自分から動かないと人との触れ合いがなくなった。関わりのあった人が孤独死になり、本当に独りになるのだと感じた。身近な問題だと改めて感じている。

 無理でない仕事も始め、色々な職種を体験しようとも思う。

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