「最も欲望の少ない者が 最も豊かな者である」
「最も欲望の少ない者が 最も豊かな者である」
この世は欲求にまみれている。そう思います。
お金に対する欲求、物欲、承認欲、食欲、性欲・・・
人間の三大欲求などの健全な欲求もあれば、不健全な欲求もあります。
特に私が不健全だと思うのは、過剰な承認欲です。
資本主義経済を掲げている日本では、お金を持っているものこそが偉いという価値観が蔓延しています。
その地位を得るため、馬車馬のように働く人や、身体や心を犠牲にするような水商売・風俗で働く人がいると思います。
別にいいと思うのです。その仕事が好きなのであれば。
ただお金持ちになって偉くなりたいとか、周囲に認められたいだとか
そんなもののために自分の身体を犠牲にするのなら辞めてほしい。
たとえ偉くなれなくても、周囲に認められなくても、あなたはあなたしかいない。
あなたはこの世界に生まれ落ちた瞬間から尊い存在で、生きているだけで偉いのです。
私もこのことに気づくのに20年もかかってしまいました。
私ごとですが、私の婚約者はまさに「欲望の少ない者」なんです。
お金が欲しいという欲もない、人気者になりたいという欲もない、欲しい物も特にない
本当に欲のない人。
でもそんな彼の周りにはいつも人が集まるのです。
貯金もしようとも思っていないのに、勝手にお金が貯まっているのです。
不思議ですよね。
一方で、彼は人に与えることが大好き。人に喜んでもらうことが大好きなんです。
つまり、人は「〜が欲しい」という自分のためだけの欲求を叶えることは難しい。
自分以外の事をいつも1番に大切にしているからこそ、人気もお金も全て手に入るのです。
彼のような人間こそが最も豊かな人間である
私はそう思いました。
惚気っぽくてすみません笑
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