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私の心の傷を、どうか聞いてほしい。

私は将来、検察官になる。

そう思って過ごしてきた日々の中で、

ある日突然、
人生のどん底に突き落とされた。

大好きな法律の世界で、
夢見る法律の世界で、
人生で一番の苦しい思いをした。


人間として、女性としての尊厳を
ズタズタにされるくらいの苦しいことがあった。



ニュースで報道されてからは、
たくさんのありもしない妄想が
小さな画面の中で湧き出るかのように語られていた。



世間で報道される悲惨な事件や
度々メディアで取り上げられる誹謗中傷。
そういう暗い話とは一生関わりのない、
ふつうの人間だと思っていた私が、
ある日突然
1人の人間に傷つけられ、
ある日突然
世間の誹謗中傷の的になる。


どれほど苦しかったか。
どれほど泣いたことか。
被害者である私が誹謗中傷されるのが世の中で。
自分を傷つけた人を憎むことさえもできないのかと
どれほど追い詰められたことか。


でもね。
私、絶望から這い上がりたくて。
どうにかして闇から抜け出したくて。

沢山葛藤して
色んなものを犠牲にして
今、大学を編入しようとしてる。

別に大学で何かあったわけじゃない。
だけど、苦しくて逃げたその先で、
前の自分より少しでも上に行けたら
少し前の私がきっと救われる。

そう思って、私は今、必死に現実と向き合ってる。


正直、心の底から絶望した。
私が今まで机の上で学んできたことは、
私を、苦しい思いをしてる人を
救ってくれるわけじゃない。

大好きな法律の、冷たさを知った。

それでもやっぱり、
私は夢を諦めたくない。


そう思って見返してた自分のnote。
事件が起こる前に、自分でこう書いてた。


多分、この先、苦しいことの方が心に残るだろう。大人のふりをした今の自分には、全く想像もつかないくらいの困難があるだろう。

でも、そんなとき、もうだめだと思ったとき、私は変わろうと思える人でありたい。
誰だって今の自分から変わることは恐いけれど、三日後には歩き出しているような、そんな人でありたい。

ああ、そっかあって。
自分で書いた言葉に涙が溢れた。
その時は全く想像もしていなかった困難に
今直面したけれど。
「もうだめだ」なんて何百回も何万回も思ったけれど。



変わりたい。
苦しい時間を終わりにしたい。

一生消えない傷を負った今、
私は自力で環境を変えてみせる。
自力で心を変えてみせる。



それでもね、やっぱりちょっと怖いから。
変わることは怖いから。
私の心の傷をここに書いてみたんだ。
あなたがここまで読んでくれたことが、
私の心の支えになっています。
本当に、ありがとう。

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