PTAっている?いらない?②
「PTAっている?いらない?①」
私がPTA会長になった経緯はコチラ↓
https://note.com/tsumu122/n/nfd3a75f4da7a
私が会長として所属していたPTAは、入会は任意、年度途中でも申請をすれば退会が認められます。
私の基本的な考えは、「子供は社会全体で育てるもの。自分の子供が地域の大人に見守られて育っているのなら、親もそこに参加すべき」と思っています。
ただ、それは私の個人的な考えなので、「私がPTAを変えてやる!」とは思いませんでした💦
なので、会長としてのスタンスは「来るもの拒まず、去るもの追わず」です😅
PTAに入会するかどうかは、新学期が始まってから、継続するのか、退会するのか意思確認をするためのプリントを提出します。
新入生の保護者には、入学前の学校説明会の時にお渡しして、入学式当日に提出、転入生にも副校長先生から知らせてもらい次第、保護者の方に入会意思をお聞きします。
在校生の家庭に関しては毎年入会、継続、退会の意思を聞くのですが、前年度から会員数が増えることはなく、減っていく一方です😭
それでも、様々な考え方、価値観、家庭の事情があるので、PTAの本部側は止める権利などありません。
「PTAを退会すると、子供にとってデメリットがあるんじゃないの?」と、お思いでしょう。
しかし、この学校には特にデメリットはありません。
一つ挙げるとするなら、「PTA保険に加入しない」ということだけです。
PTA保険に入っていれば、子供が学校にいる時、登下校時はもちろん、会員である親も、PTA活動に参加している時や、その行き帰りなどに怪我をした場合、保険が効きます。
しかし、その学校に在学していれば学校の保険にも加入しているので、PTA保険に入っていないからといって、ほとんどデメリットになることは無いのです。
また、PTAからのお知らせなどのプリント類は、加入・未加入に関わらず、「児童数に配るプリント」なら全児童に、「家庭数」ならきょうだいの一番下のお子さんに配布されます。
インク代や、印刷用紙代はPTA会費から賄われているのに、です。
このルールになる前は、「加入・未加入」ときっちり分けて配布されていたそうです。
しかし、私の二年前の本部役員の皆さんが、「子供には親がPTAに入っているかどうかは関係ない。仕分けをする先生の負担にもなる」ということから、それをやめたそうです。
私もこの考えに賛成でした。なので、そのままの方法を引き継ぎました。
PTAに加入か未加入か関係なくお知らせを配布する、ということは、PTA主催の行事にも目を通すことになります。
そんな時、もし未加入家庭のお子さんが「参加したい!」と言った場合、費用がかかるなら実費でいただく、というルールになっていました。
例えば、学区内に貼り出す「防犯ポスター」。
ある時期に「防犯ポスターを描いて、コンテストに参加しませんか?」と呼びかけるプリントを配ります。
もし、「描いてみたい」と未加入家庭のお子さんが言った場合、画用紙代、貼り出すためのラミネート加工1人分の材料費だけ支払ってもらう、ということになります。
また、地域での集団登校や集団下校が必要な場合も全児童が対象です。
基本的に、PTAへの加入・非加入によって、子供達を区別することはありません。
ここまで読んでいただくと、「えっ、役もやらなくて良い、会費(¥2,000/年)も払わなくて良い上に、子供の面倒も見てくれるなら、PTA入らない方が良いじゃん」って思いますよね。
その通りなんです😭
だから、年々会員数が減っていくんですよね。
保護者の入会は任意なのに、先生達は半強制なのが矛盾してるところなんですがね💦
でも、先生方、めちゃくちゃ協力的で親しみやすい雰囲気だったんです!
その年の本部を発足してから、たった2ヶ月で開催した「PTA総会」が終わった後は、長男の元担任の女性の先生とハグするほど😂
校長先生も副校長先生も、いつも私たちの味方をしてくださいました。
本当にありがたい限りです🙌
他の役員メンバーや先生方の協力もあり、なんとかかんとか始まった会長生活ですが、もちろんうまくいかないことや不満、落ち込むこともありました。
続きはまた次回の記事で☺️