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親不知抜歯手術を終えて

私は今日、親不知を抜きました。
事前に一度来院して説明を受けた時に、「歯茎を切って、歯を砕いて取り出す」「血が飛ぶかもしれないから汚れてもいい服で来てね」と言われ、恐怖に震えながら今日を迎えました。
予定時間の1時間前に病院に着きました。心の準備をする時間として前もっていったのですが、施術を前倒されてすぐに案内されました。
覚悟を決めるしかありませんでした。

〜手術開始〜
まずは麻酔です。
医師から麻酔を打つ時の注射だけは痛いと言われたのですが、思っていたより痛くなかったです。
痛いことはそれ以降無かったのですが、問題は痛みではなく恐怖でした。
麻酔が効いているかチェックするために何かを押し当てられたのですが、青い紙を被せられてるため何もわからないのです。その時点で歯茎を切られていたのかもしれないのです。

次に歯を削る工程です。これが一番怖かったぁ。
視覚と痛覚を遮断された状態で歯を削られるとどうなるかと申しますと、音が怖すぎるんですねぇ。はい。「キィィィィィン」っていう音がしました。それに加えて、焦げ臭いにおいがしたんですね。おそらく小さい電動ノコギリのようなもので歯に切り込みを入れられてたと思うんですよ。そのにおいも怖かったです。
視覚と痛覚を誤魔化したら、聴覚と嗅覚で危険を察知する。人間って本当によくできてますよねぇ。

歯を切られた後は歯を割って引っこ抜く工程に入りました。
「ごめんねー、イヤな音するよ」と言われたと思ったら、バキバキッと音がしました。本当にイヤな音でした。
親不知は大きな歯なので割るのも一苦労なようで、何度にも分けて割っていただきました。その度に「力加えるよー」と言われ、重さを感じる恐怖も味わいました。

削って割って抜いてを繰り返してなんだかんだ無事に歯を抜き切ることができました。うがい薬と鎮痛剤と化膿止めを処方していただき、雨に濡れながら帰りましたとさ。めでたしめでたし。

noteを作成してる今になって麻酔が切れてきて鈍く痛んできました。安静にしておこうと思います。
ではまた。

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