【SONYの車】VISION-Sを通じてSONYがやりたいこととは
つみたてNISAに人生を変えられた男、積立 てるぞう(@tsumita_teruzo)です!普段は自分自身と周囲の人たちで共に金融リテラシーを高め、【豊かに生きる人を増やす】ことを目標にInstagramメインで活動しています。
とりあえずこれを見てください。
かっこよくないですか...?
今回はこのVISION-Sについてのnoteです!「Sonyが急に車を出した!」「今さら車業界に進出しても勝てるわけがない」など、様々な意見が飛び交っていますね。今回は僕なりに"SonyがVISION-Sを通じてやりたいこと"を考察してみました。ぜひ最後の(おわり)まで読んでください!
初の一般公開、参戦
2021.3.28にSONYの車が初めて一般公開されました。
世界に1台しかないSonyの車。この機会を逃したら次に見れる機会はないかもしれない!と思い、二子玉川まで行きました(片道2時間半⏰)
今回のイベントは電気自動車に特化したイベントでした。他社の車もディスプレイされていたのですが、Sonyの車だけは人だかりが異次元でした。
人をかきわけると、そこにはVISION-Sが。
鈍いメタリックの見た目からあふれ出る近未来感。報道陣もSonyファンもみんながSonyのカメラでSonyの車を撮影していました。
ぐるりと回って様々な角度から見ましたが、どの角度から見てもかっこいい。
見た目のかっこよさは十分伝わったと思うので、次は機能面の特徴について書きます。
世界トップのエンタメ企業が作るエンタメカー
見てください。このスクリーンの大きさを。
Sonyと言ったら、音と映像であることはみなさん知っているかと思います。その最強の技術を活かして、車内をエンタメ空間に仕上げたのがこのVISION-Sなのです。
近年、世界的に自動運転の研究開発が積極的に行わています。自動運転が普及したら、車の中での暇な時間が増えますよね。そこに目を付けたのがSonyです。
移動中の暇な時間に感動を生み出す。ただの移動時間を、Sonyの技術で最高の時間に変えようと目論んでいるのです。具体的には、高品質の映画・ゲーム・音楽などが楽しめるようになっていきます。
映像に関しては、先ほどの大画面で映像を見ることができます。音に関しては、Sony独自の技術「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」が各シート内臓スピーカーにより提供されます。
Sony、入ってる。
みなさん、ケータイは何を使っているでしょうか?
もしあなたのケータイがiPhoneであれば、あなたのケータイにはSonyの技術が使われています。具体的には、iPhoneカメラにCMOSセンサーが用いられています。
iPhone、世界を股にかけて、めちゃくちゃ売れてますよね。実は、iPhoneが売れるたびにSonyにもお金が入ってきているんです。
こちらは2019年のSonyのセグメント別業績です。
SonyのCMOSセンサーはイメージング&センシング・ソリューション部門(I&SS)。Sonyの2019年の利益の4分の1を半導体分野であるI&SSが稼いでおり、iPhoneにSonyの技術が使われていることによるSonyの利益量は凄まじい金額になっていることがわかりますね。
・車にも、入ってる
スマホの話を唐突にしたのには理由があります。スマホの次に、"Sony、入ってる"を目指しているのが自動運転のセンサーなのです。
VISION-Sには40個ものセンサーが搭載されています。
コンセプトは「Safety Cocoon」。人の視覚を超えたセンシング技術により安全を担保することで、エンタメに没頭できるような空間を作ってくれることでしょう。
さあ、ここまでの話を聞いてカンのいい人は気づいたのではないでしょうか?
Sonyが次に目指しているのは、自動運転を導入する企業に車載用半導体を売り込むことです。
今後、世界中の車が自動運転に切り替わっていきます。そしてその自動運転の車すべてにSonyの半導体が必要となれば、Sonyの売上・利益ともに爆増間違いなしですね。
Sonyは「VISION-Sの一般販売はしない」と明言しています。Sonyはto Cで車を販売することでお金を儲けるのではなく、拡大する自動運転市場を予測して車メーカーに技術を売ることを目標にしているのです。
※2022年1月5日追記
Sonyが元々の発言を覆し、自動車業界に乗り込みました!「試作車の反響が大きかった」ことが原因だそうです。今後に要注目ですね🚗
俺たちのSony
僕は以前からSonyを激推ししていますが、Sonyのことを学べば学ぶほどより推したくなってますw
Sonyのことをもっと知りたい!って方にオススメの本を2つ置いておきます。
車のことは書いてありませんが、Sony転落時代からどのように復活したのか?が書いてあります。Sony好きなら必読の1冊。
日本最強企業のSony。一度はドン底にまで落ち込んだがそこから再生を果たした。その内情をリアルに感じ取れる本。こっちはなんと平井一夫さん本人が書いた本です。
世界に感動を生み出すSONYが、今後の車事業でどんな感動を生み出してくれるか、楽しみですね。これからもSonyの車に関する情報が入ってきたら各種SNSで発信するので、ぜひフォローをお願いします。
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(おわり)
▼この記事でもSonyについて熱く語ってます
▼僕なりに「お金とは何か」の答えを出しました
▼留年とそれに伴う決意