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人間ドック?に行く夢をみた(実話)

人間ドック?に行く夢を見た。

面倒くさいけど

どうやら会社の決まりかなんかで

僕は人間ドック?を受診しなければいけない立場らしい。


看護師らしき人に名前を呼ばれ、

僕は彼女の後をついていった。


途中

イスを一列に並べて

腰掛けながら胃カメラを苦しそうに飲んでいる

受診者たちの一団を横目に見た。

僕もこれからこんな検査を受けるのだろう。


診察室らしき場所に着きイスに腰掛けると

女医らしき人が出てきた。


彼女は僕の手を見て言った。

「あなたは人間ドックを受診できません。

あなた赤いペンを使ったでしょ」

確かに僕の手には赤いインクが少し付いていた。

そういえばここに来る前に

赤いボールペンで何かを書いていた気がする。

その時手が汚れたのだろう。

女医さんはイライラした調子で言った。

「赤いペンを使ったら、色んな身体機能が止まっちゃうの。だから検査ができなくなるの」

(そのぐらい分かるでしょ。)

いかにも僕が面倒な患者の

代表であるような調子で対応をされた。


どうしよう。

これだと検査が受けれない。


僕は焦った。

何しろ会社の決まりかなんかで

受診しなければならないからだ。


「今日は帰ってください」

女医に言われ、看護師に促され

僕はもと来た道を戻った。


横目では人々がイスに腰掛けながら

苦しそうに胃カメラを飲み込んでいた。







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