「産後うつを予防する」という考え方
こんにちは
つみき助産院〜産前産後訪問専門助産院〜まつふじみゆきです。
うつうつした産後をサヨナラできる方法や考え方をお伝えしてきたいと思っています。
今回は、「予防」するという考え方について綴っていきたいと思います。
「予防」とは?
予防とは?「悪い事が起きないように、前もって防ぐ事」をいいます。
身近でよく聞く言葉だと
・予防接種
・予防医療
・予防医学
・予防安全など...
例えば、風邪を引かないように生活習慣を整え免疫力を上げる。とか、感染症にかからないように予防接種を受けるとか。最近はコロナウィルスに対する予防接種が開始になったので、聞き慣れているかと思います。
実は「産後うつ」に対する予防方法もあるんです。
産後うつの状態は、うつになったらすぐに発症する!というわけではなく、徐々に...徐々に...自分でも気がつかない間になっているケースが多いです。
しかも、数ヶ月の時間をかけて発症します。
特に渦中にいる人(うつ状態の人)は自分の状態を客観的に見ることができないので、気がつきません。
自分が、笑っていなことも...自分が眠れていないことも...自分がご飯を食べれていなことも...
なので、妊産婦さんだけが「産後うつ」について勉強するのではなく、ご家族みんなで学び「早期発見」する事で、状態が悪化せずにすむ事もあります。
予防するためにはまずは「正しい知識を学ぶ」事
今は、インターネットを開くと様々な情報が飛び交います。
正直...どれが正しい情報か分からなくなりますよね。
コロナ禍で、行政機関の相談窓口が閉鎖しており、ママたちのリアルに相談できる場所が少なくなってきています。
では誰に聞くのが正解なのか?
私の考えですが、インターネットよりも「本」をお勧めしています。
本を出版する上で、様々な難関を乗り越えて出版に至ります。
文献やその道に詳しい人の所見を偽りなく、伝わりやすくまたは、お金を払った人だけが得る事のできる知識の宝庫だからです。
そんな本の中に「産後うつは甘えだ」なんて書いていないのは当たり前なんです。
だって、産後うつは甘えではないのは、精神医学的にも証明されているからです。
産後うつになりたくない妊産婦さんや、産後うつから守りたい医療職の方では同じ「産後うつ」に対する情報量や見解が変わってきます。
自分はどの本を読むべきか?
しっかり考えて選んでくださいね。
妊娠中にお勧めの本
産後うつになると、どういう状態になるのか?知っておく事で、自分が同じ状態になった時に気がつきます。ちょっと怖いかも..と思う方もいるとは思いますが、機会があれば目を通して見てくださいね。
目の前の事だけを見るより、少し先の未来を想像し動いていく方が、人は目標が定まり行動しやすくなります。
今回はママや家族向けの本を紹介しましたが、医療者向けの本も紹介していく予定です。
産後って子育てって 本当は...
産後うつについて書いてきましたが、決して怖がらせようと思って書いているわけではありません。
本当は、産後も子育ても「楽しい」ものなんです。
しかし....ホルモンや環境要因(ワンオペ育児、閉鎖的環境など)、睡眠不足、栄養のない食事が追い討ちをかけ「産後うつの沼」にはまり込んでしまいます。
子育ては、一人でするものではないし、
子育ては母親だけが決定権を持っているわけではありません
子どもって本当はとても可愛いんです。
可愛いと思うには、ママの「心の余裕」「心の余白」が必要なんです。
この「心の余裕」を「心の余白」を作りたくて、私は叫び続けていきたいと思います。
産後うつは予防できる!!
今現在、妊娠中の方はしっかり読み込んでもらって楽しく産後と子育てができるように準備し予防していきましょうね!!!
では、今日はこの辺で..
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