テルミーと発熱
こんにちは
テルミー療術師の修行中の松藤です
先日末っ子が久しぶりすぎるほどの熱を出したので、テルミーをかけてみました。
今回はそのお話をしたいと思います。
普及活動中です
テルミーと発熱
テルミーも熱いのに、発熱時にかけてもいいものか?
と思ってしまいますよね
昔から、熱が出た時は、
頭寒足熱(ずかんそくねつ)の字のごとく
頭を冷やして、足を温めるといいと言われています。
この字を見たときに私はピーターパンの映画の中で、
ピーターパンに海に落とされたフック船長が風邪をひいた時に
頭には氷枕、足にはお湯の入ったタライに足を突っ込んでいるシーンを思い出しました。
日本のみならず、世界でもこの方法は一緒なんですね^_^
発熱すると人の身体はどう変化するのか?
小さい子がいるご家庭は役に立つと思うので、何回も読んで意味を理解してみてください。
そうすれば、お薬を使うタイミングや病院にいくタイミングがわかると思います。
熱が出るということは、
身体の中に「異物」が入ってくるため「生体防御反応」として、熱を出すことで「菌やウイルス」を死滅させようとします。
「菌やウイルス」は熱に弱いため、熱が出るんですね
なので、熱をある一定の高い温度を出さないと死滅しません。
大体39度ぐらいがセットポイントと呼ばれています。
39度あたりまで熱が出ると、筋肉を震えさせて熱を生み出すため「悪寒(おかん)/身体の震え」を起こします。
そのため熱の出始めは、寒くなります。
この時に、たくさん洋服を着たり湯たんぽを抱っこしたり、お布団にくるまったりと温めてください。また、葛根湯などの漢方も風邪のひきはじめに飲むと体温を上げてくれます。
体温を上げる事で、免疫力が活性化します。
その後に、異物が死滅し始めると発汗し体温を下げようとします。
下がり出すと
汗をかくので、乾いたタオルでしっかり拭き取り新しいお洋服に着替えましょう。
経験があると思いますが熱が出たら、体力をかなり消耗します。
小さい子どもは、元々体温が37度と高いため38度と1度上がっても平気な事が多いです。
もし、食欲がなかったら無理矢理食べる必要はないですが、水分はしっかりチビチビとるようしてください。
脱水になるとまた熱が上がります-_-b
テルミーのかけ方
夏の暑い日などに「寒い」と言ってきたら、足の裏と首の後ろをスコープで温めましょう。
しっかり熱を入れる事で、早く体温が上がりセットポイントまで到達します。
テルミーをかける事で、自然治癒力を高め「病気になりにくい身体」を作る事ができます。
これは「産後うつを予防する」という事も一緒だと思っています。
テルミーにより、まずは身体が元気になる。
そうすると、必然的にココロも元気になる事ができるのです。
まとめ
①菌やウィルスが侵入すると、セットポイントの体温39度に達するように、筋肉を震えさせて熱を出す。
お世話ポイント👉厚着をしたり、湯たんぽで温め体温を上げる手助けをする
テルミーポイント👉足の裏や首の後ろにスコープを当ててあたためる
②熱が下がり始めると、発汗するため汗がでたら下がるサイン!!
お世話ポイント👉乾いたタオルで汗を拭き取り新しいお洋服に着替える
解熱剤を使うポイント
☝️セットポイント(39度)まで熱が上がらないと、菌やウィルスは死滅しないので38度ぐらいで使ってしまうと薬が切れたらまた上がりはじめ、なかなか治りません。
また、下がりはじめの時に使用しても今度は極端に下がりすぎるため危険です。
なので、基本解熱剤なしでも熱は下がります。
注)熱性痙攣の既往がある人や、発熱でぐったりしている時は予防や体力回復のために使用し、病院への受診をおすすめします。
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