【離乳食】食具の選び方
食具とは?
食物を盛るうつわ、食事に用いる器具、容器、食器
離乳食(補完食)の時におすすめのスプーン
選ぶときのポイントは、発達を邪魔しないもの、発達を促すもの
ポイントは、
・スプーンの先が狭いこと(口の幅の2/3)
・スプーンの深さが浅いこと
⬇️これは特におすすめです
逆に、
・スプーンの幅が広い
→赤ちゃんの口の横幅に合わず食べにくく、お口がうまく動かせない
・スプーンの深さが深い(スープスプーンのような形)
→スプーンの中の食べ物を残さずあげようとするため、お口に入れた後についついスプーンをひっくり返してあげてしまいがちに、そうすると上唇が動かなくなる
これらのスプーンは赤ちゃんのお口の発達を邪魔するのでお勧めしません。
☝️こちらは明らかに大きいサイズです(参考までに)
食具は誰が使うのか?
離乳食(補完食)が始まり、まずは親(養育者)が与えると思います。
子ども自身が自分の手で持って食べるようになるには、個人差があります。
5ヶ月に初めてもまだ上手にスプーンが使えるわけではありませんので、気を落とさなくて大丈夫です。
まずは手本を見せる
家族が食べている食卓にの横に赤ちゃんを座らせ、一緒に食事の時間を味わいましょう。じゃないと「食事の仕方」を学ぶ事ができません。
わざわざYouTubeを見せて学ばせるより、目の前の様子を見せた方が100倍の学びを得る事ができます。
スプーンや箸の使い方、食器の持ち方、お口のもぐもぐの方法などみよう見真似で学びます。
暮らしの中で発達を促していきましょう
まとめ
スプーン一つでも口に入るものが異なれば、その後の口腔内の成長に大きく影響します。
その後とは、発語や歯並びへ影響すると言われています。
何にも知らない赤ちゃんは、親のされるがままに成長していきます。
手遅れなことはありません。気づいた時からまた発達のやり直しをすればいいんです。
お困りな事があればご連絡くださいね。
では、次回は離乳食(補完食)の食べさせ方です。