38歳不妊治療 体外受精→妊娠→流産02

11月頭に治療中止となり、プラノバールを飲みつつの11月半ば。やたらまとめて仕事が入ってきて、毎日のようにあちこち出向くことに。順調に治療が進んでいたら、この仕事をこなせなかったかもしれないし…ってのは、思ってはみるけどたいした慰めにはならない。

11月25日。生理3日目で受診。今周期は低刺激で行く、と先生。注射を2本、あとはセロフェンでいくと。セロフェンオンリーで2〜3個できている周期もあるから、先月のように高刺激でやるよりはこっちで試してみましょう、ということで。ホルモン値も悪くない(先月と同じくらい)、ちなみに先月穿刺して抜いた水ほうは良性だったとのこと。

ホルモン値も悪くない…って言ったって、先月と同じくらいなんでしょ? 先月ダメだったじゃない? と心の中ではぶつくさ思いながらも、毎月のように体の状態は変わっていて、やってみないと結果が分からないんだってことは何となくこの半年ほどの不妊治療で分かってきている。8時間ごとのスプレキュアがないだけで、生活はだいぶ楽。文句を言わずに信じてみることにする。

そして先月よろしく9日目の診察。卵は2つ、と言われる。デジャブ? 顔が曇った私に、先生が今回無理して採卵しなくてもいいですよ、と告げる。もっとたくさん卵を育てられた時でもよいと。採卵は体にも負担がかかるし、お金もかかるからねと。

ちょっとだけ、ほんとにちょっとだけ考えて「やります」と返事をする。先月、1つも卵ができなかったんです。2つだとしても、採れるときにお願いします。そうか、じゃあ採ろうかね。

その日の夜にも1本注射(HCG)、膣座薬を入れる。これが、ちょっと、ツライ…。 翌日夜にも膣座薬を入れ、23時からは絶飲食。明日採卵。

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