ネイリストです。って言いたくない。
“ネイリストです“ って自己紹介をするのがイヤでした。
例えば、共通の知人がいてその仲間たちに私を紹介してくれるような場面で、
「山下さんは、ネイリストさんなんですよぉ〜」って紹介されるとします。
その周りの反応が、一瞬拒絶される空気が流れるんです。
「私は仕事柄ネイルはできないから…」
「私の爪はネイルに向いてないから…」
その人たちが爪に自信がない、職業柄 ネイルはできないという事実があるのですが、“ネイリスト“という言葉のイメージが先行していることが挙げられると思うんです。
ネイリスト=ギャル・若い
ネイルサロン=派手な人の集まり
ネイル=長い・派手・家事できない
そういったイメージがあるだけでなく、何か少し拒絶される、見下されているとも言える立場でもあると思うんです。
ネイルをしているなんて家事をしていないに違いない
ネイリストなんて、派手でお喋りしてお小遣い稼ぎができていいわね。
そんな爪で仕事してるの?
私には関係ない人、関係ない場所
他にも、美容室に行ったときに、“ネイリストなんです“って伝えると、即 派手という“通常のネイリスト“をイメージされて、
「ネイリストさんだから、このくらい大丈夫ですよ♪」なんて、良かれと思ってすごく明るい髪色にしてくれたり。
決して、派手なネイリストが悪いといっているわけではなくて、そういうネイリストもありだし、派手・デザインもすごく素敵なもの。
そうじゃないネイリストもいることをもっと知ってほしい。
ネイルをしないネイルサロンがあること
ネイルができない職業の人にこそ通ってほしいサロンがあること
それが“爪活“なんだということ
ちょっとした割れた爪、引っ掛かり、地味に痛いささくれ、短い爪でも整えられること。
それを、叶えてくれるネイリストがいるんです。 それが “爪活コーディネーター“ なんです。
爪も自分も活き活きと。爪を育てる活動
爪を育てるだけでなく、当たり前だと思っている爪の小さな困りごとを取り除き、快適にしてくれる存在。
爪から活き活きと、爪から人生を整え コーディネートしてくれる存在。
爪がキレイになると、人生が輝き出すんです。
そのお手伝いをするのが、爪活コーディネーター。
爪を育てるネイルサロンをしています。
私は、ネイルサロン経営者として “爪を育てるネイルサロン 爪の形は3ヶ月で自身に変えられる“をコンセプトに経営してきました。
だから、“ネイリストです“ と紹介する、紹介されると、一瞬相手が身構える感じが、すごく寂しくて、“私は、爪を育てるっているネイルサロンをしていて、爪に悩んでいる人や、ネイルができない人にも通ってもらえるネイルサロンなんです“って、伝えると 安堵の表情で受け入れてくれるんですね。
そのくらい、普通の人にとっての “ネイリスト“ って 怖いとか派手とか、別世界の人 アーティスト色が強いんだと思います。
それを、変えたいんです。
“ネイリスト“というイメージを変えたい。 デザインをする人、塗る人ではなく、爪という素材を整える人として。
爪活・爪活サロン・爪活コーディネーターという言葉が、もっともっと浸透して、爪を育ててくれる人なんだ、爪の困りごとを相談できる場所なんだ!と、小さい子からおじいちゃんおばあちゃんまで、知っている世界にしたい。
ネイリストという地位を上げたい。誇りとプライドを持ってやっているネイリストを底上げしていきたい。
歯医者さんと同様なくらい、爪の専門家として認知される世界にしたい。
デザインももちろん大切だけど、ネイリストがネイリストを辞めて、もっと専門性を高めること。
流行っているからやる、次々の生まれる流行りを追いかけるのではなく、爪を守り育て、維持する そんな爪活コーディネーターを増やし、知ってもらえる活動をしていく仲間がもっともっと増えるといいなぁと思っています。
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