1000字で戦国カテキズム | 『どちりな』の主題
こんにちは、躓くロバです。
今回は100ページ程の薄い文庫本をご紹介します。
タイトルは『長崎版 どちりな きりしたん』(以下『どちりな』)。
キリシタンのをしへという意味です。
聞いてびっくり、安土・桃山期のカテキズムです。
カテキズムというのは「キリスト教の教義を平易に説いた問答体の書物」。日本語では公教要理(カトリック要理)とか教理問答とか呼ばれています。
つまり400年以上前に日本で書かれたカトリックのQ&Aなんです!
タイトルも性格もユニークな『どちりな』。