見出し画像

会社員20年の私がフリーランスという選択肢を考え始めた理由

前回、会社員時代の働き方をお話ししました。(前回の始めての記事、たくさんの方が読んでくださってめちゃくちゃ嬉しい!!)
今回はフリーランスという選択肢を考え始めた理由を書こうと思います。

↓前回の記事

フリーランス管理栄養士さんとの初めての出会い

会社員時代、私は3回の産休育休を取得しました。(長女と次女は続けて取ったので、体感的には2回)

長女が産まれてしばらくして離乳食の時期を迎えた頃に、お友達に誘われて地域の子育てカフェみたいなところでやっていた離乳食教室に参加しました。

その時に登壇されていたのが「フリーランス管理栄養士」の方でした。その方は自宅やカフェスペースで離乳食教室を開催されたり、オンラインで子どもの食事相談室をされたり、主に子育て世代働くママ世代に向けた活動を精力的にされていました。

その頃の私はというと『フリーランス』=『独立して起業する人』という偏った認識しかなく、全く自分には縁遠いすごい人なんだなぁ、ぐらいにしか思っていませんでした。自分がフリーランスで働くなんて想像することもなかったのです。離乳食や幼児食の情報をもっと教えてほしいなぁという気持ちだけでその方のメルマガを登録して帰ってきました。

それから月日が流れ、長女から2歳差で次女を、さらに2歳差で長男を出産したころ、漠然と不安を感じるようになりました。

このまま育休終わって会社復帰して、前みたいに働けるんかな…

それは時間的なことや物理的なことだけではなく、自分の意識が以前とは変わっていることに気が付いたからです。

管理栄養士として働き続ける心境の変化

私の勤めていた会社は、中高年〜高齢者向けの事業をメインとしていました。もちろん栄養指導や献立作成も高齢者メイン。

身近な生活で子育てをしていると、どうしても比べてしまうのです。子どもを連れて保育園に行けば、昨日出来なかったことが今日は出来るようになっている、今日出来なかったことも明日は出来るかもしれない、という可能性に満ち溢れた子どもたちを目の当たりにします。

一方職場で対峙する方たちは、次会った時に劇的にお元気になられる方はほんの一握り。ほとんどが維持するための栄養かもしくは遅らせるためだけの栄養。

子どもを育てる前はその事に疑問を持つことはありませんでした。それが私の誇れる仕事だったから。でも、可能性の塊の子どもたちを間近に感じるようになってからは「私も未来ある栄養指導がしたい!この子たちの未来のために出来ることをしたい!」という気持ちがどんどん大きくなっていきました。

子どもたちの未来をつくる管理栄養士

その時、昔メルマガ登録をしたフリーランス管理栄養士さんの事を思い出しました。その頃にはもう惰性でメルマガを受け取っていただけで(失礼…!!)内容はほとんど読んでいませんでしたが、改めて読み返してみるとまさに私がやりたいような事をやられている!なんなら5年前に比べてはるかに活動規模が大きくなっている!私もこんな風に未来ある仕事がしたい!!とその時始めて思ったのです。

そして単純な私は「よし!!私もフリーランス管理栄養士になろう!!!」とひとり心に決めました。フリーランスになればその人みたいになれると思ったから。(←バカ単純すぎる。)

始めて離乳食教室でフリーランス管理栄養士さんに出会ってから早5年が経っていました。

次回はフリーランスになりたいと言った時の家族の反応を書きたいと思います。
ではまた次回。


いいなと思ったら応援しよう!