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【つまごいを知る!】嬬恋村のリアルな生活 Q&A

群馬県の西端にある嬬恋村(つまごいむら)。
夏は避暑地、冬は-10℃を下回る寒冷地のこの村で村民はどんな生活をしているのでしょうか。

平均標高1,000mの高原でのリアルな生活をお届けします

Q1.冬は寒いの?どうやって乗り越えてるの?

A.村内では-10℃を下回る場所もある嬬恋村ではストーブは必需品!冬は、灯油を買いに村内のホームセンターに通いますよ。

暖炉がある家は夏の間から薪割りに勤しみます。準備が大変な分、あったかい!もちろん薪の購入もできます。

寒い寒い嬬恋村ですが、その分室内はポカポカ暖かい。
一枚で暖かいダウンコートに、長袖2枚、タイツ、靴下、手袋、マフラーで、重ね着をします。
室内に入るとすぐに脱げるような服装を心がけています。
雪の日にはスノーブーツで浸水・滑り対策を!

ドア to ドア(自宅⇒車内⇒職場)の生活の方が大半だと思うので、
屋外にいる時間は案外短いですよ。

Q2.雪が降ると大変なの?

A .10月下旬~11月ごろに初雪が舞い、年明けには積もることも多々あります。だいたい5月はじめ頃までは雪が降りますよ。
パウダースノーのさらさらとした雪なので風で飛んでいってしまうこともよくありますね。

雪かき道具はホームセンターで調達!

一気に降り積もったり、3月ごろのずっしりとした雪の場合は、はやめの雪かきが必須!!朝、いつもより早く起きて雪かきをします。子どもたちが登校前の雪かきをしている姿も恒例の景色です。昨シーズン(2021-22)は3回ほど雪かきをしましたよ。

Q3.冬の楽しみはあるの?

A .嬬恋村内にはスキー場が3か所!毎年スキーヤーやスノーボーダーが訪れます。嬬恋村民割引や村民無料のスキー場まで!

パウダースノーと絶景!最高です!

10の源泉が湧く温泉地の嬬恋村では雪見風呂も楽しめますよ。

群馬県5大温泉に選ばれる万座温泉

スキーとセットで温泉を楽しめるのが嬬恋のいいところですね!スキーの他にも、ワカサギ釣りやスノーシューも体験できます。

冬の嬬恋の景色は真っ白でとても幻想的です。窓霜も綺麗について毎朝の楽しみです。

寒い早朝に見られる窓霜


Q4.車はぜったい必要?

A .嬬恋村で生活するには、車は1人1台必須です。
市バスなど村内を網羅するような公共交通機関はないので、車移動が中心です。初めこそ運転時間の長さに驚きますが、慣れてしまえば苦になりません。ガソリンスタンドも村内に10か所ありますよ。

11月ごろから5月上旬まではスタッドレスタイヤを装着します。
積雪がある場合には、公道は除雪車が毎日除雪をしますし、凍結防止剤も巻かれます。怖がりすぎなくても大丈夫!


Q5.夏の嬬恋村って、暑いの?

A .平均標高1,000mなだけあって、夏は比較的涼しく過ごせます。なんといっても湿度が低いのが快適に過ごせる要因です!
高原特有のカラッとした涼しい風が吹いています。
夏でも夜は10℃台まで冷え込むことも、しばしば。

そんな夏の夜におすすめの過ごし方は、星空観賞。人工の灯りがない場所も多い嬬恋村では星がすごくきれいに見えます。天気が良く新月の日には、まさに満点の星空です!

愛妻の丘(残念ながら冬期は通行止めのため行けません)

星空観察オススメスポットは愛妻の丘。
見渡す限り目線を遮るものがなく、天然のプラネタリウムのようです。

冬にはない夏ならではの楽しみも盛りだくさん!
マウンテンバイクでスキー場を下ったり、
日本百名山が連なる嬬恋村でトレッキングをしたり、
キャンプやカフェ巡りも夏の嬬恋の楽しみです。
7~10月に村内で20店舗ほど開店する直売所も外せません!
キャベツ、トウモロコシ、トマト、ズッキーニなどの高原野菜は昼夜の寒暖差のおかげで甘くおいしく育ちます。

毎年7月初めごろに開催される「嬬恋高原キャベツマラソン」も目玉の一つです!

例年3,000名が参加。アップダウンの激しいコースでも絶景が背中を押します。


Q6.買い物はどうしてるの?

A .村内には生鮮食品を取り扱うスーパーが3件、ホームセンターが1件、大手コンビニが3件あります。その他にも個人商店があります。

村民御用達のスーパー

週末には村外(群馬県原町・高崎市や長野県上田市・佐久市・軽井沢町など)にまとめて買い物に行く方も多いですよ。服飾品や家具などは村外へ調達に行きます。
都心部と変わらずネット注文での商品も届くので、うまく活用しましょう!


Q7.子育て環境を教えて!

A .嬬恋村の子育て支援について紹介します。
●出産一時金 第1.2子・・・5万円
        第3子・・・10万円
        第4子以降・・15万円
●保育料無料
●幼稚園、小学校、中学校の給食費無料
●中学まで医療費無料
(詳細:「嬬恋村子育て応援サイト」)

特に助かったのが、子どもの予防接種の案内!対応がきめ細やかで接種忘れがなく助かります!
何気に重要なポイントですよね。

嬬恋村には小学校が2校、中学校が1校、高校が1校。通学距離が長いことから子どもたちはスクールバスに乗って登下校をします。近所の子どもたちと一緒に最寄りのバス乗降場所へ向かい乗車し、登校していますよ。
習い事やイレギュラーな登下校に関しては、保護者の送迎が必須になります。

地域のみなさんも温かい!散歩をしていると近所の方が声をかけてくれたり、役場保健室の方が名前を憶えていていくれたり、地域に見守られながら子育てができます。

Q8.起業したいけど、嬬恋村でやっていける?

A.嬬恋村には最近でも起業されている方がいらっしゃいます。
ワインショップや飲食店、デザイン会社、お菓子屋、ペンションなど、多岐にわたります。

競争相手が少ないことと、嬬恋村のゆったりとした空気感のなかで仕事を突き詰められることがメリットのようですよ。

地域おこし協力隊としての活動後に企業を考える方には、協力隊独自の起業補助金の制度もあります。


Q9.住民の方に受け入れてもらえるか不安。

A .嬬恋村は村中(むらなか)と呼ばれる元からの村民が多いエリア数か所と別荘地と呼ばれる移住者が多いエリアがあります。
別荘地があることから、村民の移住者に対する抵抗感は少なく感じます。
嬬恋村は情に厚い方が多い印象ですね。「嬬恋村を選んでくれてありがとう!」と言ってもらえることもありましたよ!

エリアごとに自治会があったり、おてんまと呼ばれる地域のボランティア活動があったりと、住民と関わることができる場面は多くあります。

積極的に参加し顔を覚えてもらうことが、住みやすい場所にしていくための第一歩かなと思います。

ご近所付き合いが苦手な方には別荘地がおすすめ!
周りも移住者が多く、同じ境遇の方にも出会えるかもしれません。

移住を考えているとき・移住してから困ったときは、「嬬恋村移住・集落支援室」へご相談ください。
頼りがいのある支援員が相談にのってくれますよ。
(詳細:嬬恋村移住・集落支援室 「嬬恋村移住あるある」)


いかがでしたか?
少しでも嬬恋村での暮らしをイメージできましたか?

温泉や夏秋キャベツ、愛妻家の聖地など資源に恵まれる嬬恋村です。
観光がてら一度嬬恋村に来ていただいて、暮らしを体験されてみてはいかがでしょうか。

<お問い合わせ先>
●嬬恋村地域おこし協力隊に関すること
嬬恋村役場 未来創造課
TEL:0279-96-1257
公式サイト:嬬恋村役場HP「未来創造課」

●嬬恋村の移住に関すること
嬬恋村役場 交流推進課 移住・集落支援室
TEL:0279-82-5191
公式サイト:
嬬恋村の移住定住を知るポータルサイト「移住あるある」
嬬恋村空き家・空地バンク
嬬恋村交流推進課YouTubeチャンネル
Facebook[嬬恋村地域交流センター]
instagram[@tsumagoi_kouryu]

●嬬恋村の子育てに関すること
嬬恋村役場 健康福祉課
TEL:0279-96-0512
公式サイト:「嬬恋村子育て応援サイト」

●嬬恋村の観光に関すること
嬬恋村観光案内所
TEL:0279-97-3721
公式サイト:嬬恋村観光協会HP

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