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Sun. 6/10/2024 at Yaizu 自転車漕ぎ

神無月の頃栗栖野といふ所を過ぎてある山里に尋ね入る事侍りしに

兼好法師 徒然草第11段

ぶらりぶらりと自転車を漕いで適当な方向へといく。適当とは言いながらも途中途中でスマホを取り出しはて、これでいいのかしらと適当な見当の方向へいく妥当性を確かめたりしてしまう。

ある山里

山里は整備されていない場であって里山は整備されている場所のようである。

おすすめしたいコースは小浜から坂を上がり、日本坂トンネルの上を通り抜け花沢の里の谷の奥を横切って、高草山の麓坂本辺りに降りていくという、焼津東端トレイル風コースである。所要1時間程度なのではないかしら。適当に漕いでいるだけなのだ。自転車は電動アシスト付きであるので比較的楽ちん快適なのである。フラフラぶらぶらと走りながらこんな山の畑道誰にも会わんだろうと思って油断していると前方からハイキングの女性などやってきたりしてしまうのである。おお、焼津は狭いでんな。

坂本あたりへと山をおりてから、さらに適当にフードマーケットマムに立ち寄って水分栄養補給をしてもよろしかろう。
そこからすぐ目と鼻の先にあるのがnote界の焼津からの情報発信第一人者で在らせられる「イシダテック」様であるぞ。
みなこの会社の門の前を通る時は、最敬礼をした上で門に口付けをしていく習わしになっているのだそうな。車の場合は軽くクラクションを鳴らすべしとのこと。鳴ってる、鳴ってる。あんな子供がお辞儀しとうよ。革命以前のフランスの村みたいだな。なるほどユマニテの名において残虐な暴君どもは打ち滅ぼすべしと憤って、気がつくと、ナイフを持って立ってた。そして!
立ち上がったら目が覚めたのだった。そう夢であった。

イシダテックへは行かずにマムから西へ焼津市が誇る環状交差点へと向かうと左手に巨大な岩を見つけるであろう。岩にはところどころに草が生えておりなんだかいわくありげなのだけど、足元をよく見ると看板が置かれている。曰く、「ブドウ」とある。贈答用には向かない、くれぐれも注意せよとの警告文も読むことができるであろう。焼津市内で最も擬態化された無人販売であることを諸君も確認することができるはずである。私は6/10/2024に初めて確認した。かなり遅い。この巨岩的擬装無人販売は2,3年前には見かけなかった気がしている。
私の記憶は確かなのだろうか?(by 松本人志 ひとりごっつでの料理の鉄人からのギャグ)
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つまみな
ありがとうございます。 チップをお送りいただくと画面の向こうに人がいるんだということにお互い気付けますよね。