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23/9/2024 Mon. at Yaizu

すっごい人だった。昨日の晩な。この通りの向こうの店に行けないぐらい人が出とったわ。すごかったで。

神戸灘区水道筋のとある喫茶店にて

焼津と神戸を結びつける何かがあるかと思ってみたがなさそうである。

神戸灘区水道筋。店先に焼き豚がぶら下がるマチであった。神戸牛ではない。豚がぶらぶらと美味しそうに焼けた焼き豚となってケースの中で吊られている。ここでしか見れない光景であるなと感じいった。
焼津でぶら下がってるものはあるかしら。焼津港で行われているマグロの積み下ろしはマグロツリーと呼ばれるようにクレーンにマグロがぎょうさん吊られているな。でも毎日みられるものでもないし港に、そこは原則立ち入り禁止、行かなければ見れない。

十耐の時、市場の魚屋さんに平民金子氏と同行させていただけた。生憎自分は、そこで並んでいた寿司一折500円よりもおいなりさん数個でちょうどいい腹具合であったので、寿司豊さんの店頭にあったおいなりさんを購ってきた。
「これ(寿司の入ったビニール袋)持ってたらなんか気使うから」と平民さんに余計な気を使わせてしまったと申し訳なく思った。気を使う平民さんはもちろん寿司豊のある市場の入り口よりも前でUターンされたのだけども。

いや、結びつける何かといえば商店街の空き家加減があるな。神戸は小洒落た綺麗なマチのイメージがあるのだろうけども、自分の知っている神戸は生活者のマチなのだ。それはなかなかに逞しい。とはいえ商店街はガラガラになっているところも多い。家の中を歩いているような市場を彷徨うと突然明かりが見え、それはショーケースというのか保温ができそうなケースである。そこに焼き豚がぶら下がっている。それが私の神戸なのだ。

焼津にも商店街だか何だかなという街並みがある。神戸の市場のような迷宮感はないが、人っ子ひとりすれ違わない感じは同じである。マグロでもぶら下がっているといいなと思い駅から港の方へ歩いてみてもなんだかなと思う。にしてもこの1年で飲み屋ばかり増えてしまったなと思う。私の生活にはない世界であるから余計に足は向かないわけだ。駅から5分ぐらい歩いて行くと餃子も美味しいお肉屋さんイシワリがある。おすすめしますが売り切れるのは早く、日曜祝日はお休みのはず。
焼津人は肉が好きなのである。冗談ではない。

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