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中小企業診断士養成課程に合格するまでの軌跡(奇跡?)その8:2023年1次試験結果


2023年1次試験

2022年に1次試験に合格していたため、2023年に1次試験を受験しなくても、2次試験を受験することができました。そのため、2023年に勉強を再開した当初は、2次試験に集中するために1次試験は受験しないつもりでいました。

しかし2次試験の勉強を進めていく中で、TBCの山口先生より「1次試験の知識の重要性」を何度も主張されているのを聞いて、忘れかけていた1次試験の知識を思い出すべく、受験することにきめました。

この時は、合格はあまり気にしておらず、2次試験に出てくる経営、財務、運営の科目合格ができるいいなぁぐらいの気持ちでした。

ほぼノー勉で受験日を迎える

とはいえ、2次試験の勉強の方を優先したく、1次試験に関連する勉強といえば、TBCのテキストの抽象化ブロックシートを暗記して書き出すこと、財務・会計では、事例4の計算問題をこなすこと、ぐらいでした。

試験2週間前ぐらいに、中小企業施策を除く6科目の過去問を3年分ぐらい解いて、見直しをしました。

2022年にしつこく過去問を繰り返しやっていたのと、抽象化ブロックシートのアウトプットの作業の効果があったみたいで、2次試験に関連する経営、財務、運営はそこそこ点数が取れていました。

法務、経済については、足切りにならなければいいかな、ぐらいの気持ちでいました。

ちなみに、情報についてはIT企業に勤めていることもあって、ある程度の点数はみこめていました。(2022年からほぼノー勉)

ということで、1次試験の準備はほとんどせずに、試験当日を迎えるのでした。

1日目を終えて

1日目は、経済、財務、経営、運営。

各科目の感触は以下の通り。

経済
・・・やはり忘れてる。過去の記憶をたどりながら、淡々と回答する。

財務
・・・合格点には達している感触。

経営
・・・TBCの抽象化ブロックシートの知識がめちゃめちゃ生きる。大丈夫だろう。

運営
・・・ここでもTBCの抽象化ブロックシートの知識が生きる。できる、できてるぞ!

これぞ一夜漬け

中小企業施策の問題は、年次で出る中小企業白書の内容によって変わっていくので、統計数値や施策が変わると必然的に問われる問題の内容も変わります。なので、過去問はあまり意味がないと言われています。

寄った本屋にたまたまTAC出版の中小業施策のスピード問題集があったので、パラパラめくってみました。

すると雇用や起業などの統計数値の問題が去年と一緒で、施策もほとんど変わってないことがわかり、「あれ?去年勉強した内容を思い出すだけで合格点取れるかも」と思い、スピード問題集を買いました。

この日は、スピード問題集を2周ぐらいやってから寝ました。法務や情報については勉強するつもりはありませんでした。

2日目

朝から、中小企業施策のスピード問題集を解きます。

経営法務については点数を気にしておらず、足切りにならなければ上等の感覚でした。なので、一通り問題を解き終えたら試験場から退出して、ひたすら中小のスピード問題集を解きます。

続く経営情報は知ってるか知らないかだけが問われる問題が多く、これもさっさと終わらせて、中小のスピード問題集を解きます。

昼休みもスピード問題集 笑

迎えた、中小企業施策。

やっててよかった、スピード問題集。そこそこの感触を得て終わることができました。

試験結果

2日目の終わりに、試験会場で各予備校が回答速報を配ってくれていたので、それをもらってサイゼリアでビールを飲みながら採点すると、、、

7科目で、、、460点!(420点が合格ライン)

合格しとるで!

しかも法務も51点と足切りなし!

一夜漬けだった中小は75点でした。(ちゃんと得点源になってる)

ということで、ほぼノー勉でしたが、2022年にやり込んだ貯金があったのと、TBCのブロックシート暗記、最後の中小一夜漬けにより、2年連続で1次試験に合格したのでした。

2023年の合格があったからこそ、2024年に養成課程に合格できたので、ほんと受験しといてよかったなとつくづく思っています。

なおこの年の勉強方法は、初学者の方にはお勧めしないので、良い子の皆さんは真似しないようにしてください 笑

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追伸:こんな私ですが1次試験はそれなりに勉強しましたので、ご質問等がありましたらお答えしたいと思いますので、お気軽に話しかけてくださいませ。

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