見出し画像

Wi-Fi6、変更

NICを買い換えました。
#BUFFALO の WI-U3-1200AX2 、生産完了品です。
今では後継機種の AX2I (2アイ) が
一般に出ていまして、
AX2 はなかなか入手できません。
探し回って、運よく入手しました。


変更の経緯 ードライバ内蔵の落とし穴ー

もともと使用していた tplink のNICですが
ドライバ内蔵モデルと言いまして、
NICにストレージ領域を作成して、そこに
ドライバのインストーラを内蔵しています。
これによって、インストールCD-ROMを製品に同梱する必要がなくなり、
生産コストを抑えられる、ようです。
ちなみに現行機種の AX2I も、ドライバ内蔵モデルです。

ですがこのドライバ内蔵モデル、マルチブート環境には向いていません。

BIOS設定で、PC起動時に外部ストレージから起動するようにしていると、
起動時にNICのストレージ領域が読み込まれて
「 OS not found 」エラーでPCの起動がストップします。

ですので、ドライバ内蔵モデルのNICを使用する場合、私の環境では
NICを抜いた状態でOSを起動し、デスクトップが表示されてから
NICをPCに接続する、という「ひと手間」が必要になります。

これが、地味に面倒くさいのです (笑)

そのため、ドライバ別のNICを探しまして、これにたどり着きました。

#WI_U3_1200AX2  の、落とし穴が3つ

で、たどり着いた本品ですが、これが本当にクセモノでした。

私の環境はルーターも #BUFFALO  製ですが、
ルーターの設定変更が、3箇所、必要でした。

1、 #キー更新 を有効にしないと、接続できない

購入時、「このネットワークに接続できません」エラーで、
初期不良として判断され、交換してもらいました。

ですが、交換しても治りませんでした。

とすると、接続先のルーターに問題があるのでは、と考え
設定内容をいろいろと確認・変更することに。

結論から言いますと、「 キー更新間隔 」を
0分(無効) → 10分 にすると、接続できました。

ですが、当然のことながら、キー更新がかかると接続が途切れます。
今はまぁ10分にしていますが、60分などにしてみてどうか、
様子をみようと思います。

2、無線チャンネルが自動変更されると、再接続に失敗する

#5GHz帯 の #wi-fi には、  #無線チャンネル という
設定項目があります。

ここは一般的には自動設定になっています。
気象レーダーの電波などとの電波干渉を回避するためのしくみでして、
このしくみを #DFS と呼びます。

wifiルーターが電波干渉を検知すると、このDFSが働いて
自動的に無線チャンネルが変更され、電波干渉が回避されます。

ですが、この1200AX2の場合、
無線チャンネルが変更されると接続が切れます。
そして、再接続に失敗します。
PCを再起動し、無線チャンネルを更新して
接続要求をかけ直さないと、接続できません。

ですので、これを回避するために
DFS無効のチャンネルに、無線チャンネルを固定する必要があります。

では、どのチャンネルに設定するのが適切なのか。

これが、おそらくは周囲の環境によって千差万別です。

現在サポートに問い合わせてみてはいますが、
多分、試行錯誤してくれと言われるでしょう。

3、 #multicast_rate  が自動変更されると、接続が途切れる

ここはもしかしたら、関係ないかも知れません。

ですが、ここの設定もデフォルトでは「自動」になっていましたので、
固定にして様子をみています。

どの値が適切なのかは、サポートに問い合わせ中です。

#rtl8852au  を、 #USB3 .x で使う


最後にひとつだけ、この厄介なNICの余慶を紹介します。

この、 #WI_U3_1200AX2 ですが、Linuxのドライバは
Tp-link と同じ、  #rtl8852au です。

このドライバは、基本的にはUSB3.xには対応していません。

ですが、ノートPCでWin10とのマルチブートにしている
私の環境では、USB3.xモードで動作させることができます。

設定方法は、2段階。少し面倒ですが。

まず、ノートPCのバッテリを外し、
BIOSで、シャットダウン時のUSB給電をオンにします。

そしてWinを起動して、シャットダウンします。
コンセントを差したままにしておけば、USBポートに給電が継続されて
NICのインジケーターが点灯したままになります。

あとは、Linuxに切り替えて起動するだけです。
これでLinuxでも、USB3.xで動作します \(^o^)/

いいなと思ったら応援しよう!