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LinuxKernel 削除ログ LMDE6 【 #LinuxKernel 】【 #LMDE_6 】
久しぶりの、週末Linuxです(^^)/
今回は、インストールしたカーネルを手動で削除する手順について。
長らくこの方法を探していましたが、やっと見つかりました。
序・自動で削除できない種類のカーネル
https://www.kernel.org/ より直接DLし、
コンパイルしてインストールすることを「ビルド」と言うそうです。
この、ビルドをしたカーネルは、 autoremove コマンドや
Byobu などのツールを使っても、削除することができません。
ですので、関連ファイルやディレクトリを手動で一つずつ削除する必要があります。
以下、LMDE6での、削除手順です。
前回記事の、 6_7_9 の削除を例にして、記述します。
そうそう、当たり前のことですが、現在使用中のカーネルを削除するとLinuxが壊れます(笑)
あくまでも、旧いカーネルの削除でお願いしますね。
ターミナルの準備
まず、端末(ターミナル)を起動、root権限ユーザに変更します。
パスワードを聞いてきますが、管理者ユーザのログインパスワードで。
もともと一つのユーザで使用している場合は、
そのユーザのログインパスワードです。
sudo su
modules 内ファイルの削除
rm -r /lib/modules/6.7.9
boot 内ファイルの削除
/boot 内の、4つのファイルを削除します。
rm /boot/System.map-6.7.9
rm /boot/config-6.7.9
rm /boot/initrd.img-6.7.9
rm /boot/vmlinuz-6.7.9
「 initr~ 」ファイルですが、参考にしたサイトでは
「 initramfs-x.x.x.img 」と表記されていました。ですが、
私の環境ではその名前のファイルはなく、「 initrd.img-x.x.x 」でした。
DLファイルの削除
DLしたファイルを、作業ディレクトリごと削除します。
rm -r /6.7.9
最後に、ブートローダー( grub )に削除情報を反映
update-grub
これで作業終了、再起動します。
reboot
再起動後の grub 画面で Advanced options を開き、
削除したカーネルのエントリが消えていれば正常です \(^o^)/