
他のツールはもう不要?ツクチムでも使っているWebライター必見のAIライティングツールXarisの使い方
皆さんこんにちは!
ツクチムのコンテンツクリエイティブチームでディレクターをしている島田です。
Webライターの皆さん、記事の作成はかどっていますか? インタビューの音声データの書き起こし・記事の構成決め・執筆…と、記事作成には多くの工程があり、時間も労力もかかりますよね。特に文字起こしは、時間もかかる上に、音声データが長ければ長いほど苦痛に感じてしまうことも…。
そんなライターの悩みを解決してくれるのが、AIライティングツール「Xaris(カリス)」です。
ライター歴15年以上の森石さんが経験と知識を注ぎ込んで作ったXarisは、音声データの書き起こしから記事の構成案作成、そして記事執筆までをAIがサポートしてくれる優れもの。
コンテンツクリエイティブチームには主にクライアントの採用広報記事を担当するディレクターが所属しており、その中でXarisを使っていますが、便利すぎて日々感動しています!
※ツクチムにおいては、優れた他社プロダクトやサービスは積極的に取り入れ、ツクチムの支援イメージに組み込ませていただくことで、各企業の多様な課題に柔軟に対応しています
そこで今回は、Xarisの便利な機能と私たちが実践している活用事例を交えながら、その魅力を余すことなくご紹介します。意外と知られていない機能もありますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
高精度な書き起こし機能で記事作成をスムーズに

つい先日まで私、Xarisは記事作成しかできないと思っていました。ところが、音声データから高精度な書き起こしデータを作成してくれる機能も搭載していたんです!
Xarisに音声ファイルをアップロードするだけでAIが自動でテキスト化してくれます。「Notta」や「起こしやす」といった文字起こしツールに匹敵する使いやすさ。
しかも、Xarisの音声書き起こし機能は単に音声をテキスト化するだけでなく、話者を識別して誰がどの発言をしたかを明確に記してくれます。後から修正する際にも非常に便利です。
書き起こしの精度は驚くほど高く「えー」「あー」といったフィラーも自動で除去してくれます。もちろん、固有名詞や専門用語など、AIが誤認識してしまう場合もあります。でもXarisには便利な検索・置換機能や、音声バーと連携した修正機能があるので、すごくスムーズに修正できました。

「起こしやす」と同じようなショートカットキーにも対応しているので、使い慣れたライターならすぐに使いこなせるでしょう。私たちも使っていますが、1時間の音声データの書き起こしにかかる時間は、修正を含めても最長30分程度。以前使っていたtl;dvが2時間以上かかっていたことを考えると、大幅な時間短縮に成功しました!
Xarisでの文字起こしは、mp3やm4a形式の音声ファイルを直接アップロードするのがおすすめです。Zoomの音声書き起こし機能よりも精度が高く、全文書き起こししてくれるので、情報の欠落も防げます。
書き起こしデータの精度によってAIに読み込ませたときの出力精度が変わってくるので、良い記事を生成したいなら良いデータが必須です。どの書き起こしツールが一番良いのかと悩んでいる方は、ぜひ1度試してみてほしいです。
前提条件のすり合わせから執筆までを徹底サポート
Xarisの最大の魅力は、この書き起こしデータを活用した、記事の構成案作成と記事執筆機能です。「Xarisに聞く」機能を使えば、書き起こしデータに基づいて前提条件のすり合わせから最適な記事構成の提案までしてくれるので、構成を考える手間が省けます。
初めて使ったときに驚いたのが、書き起こしデータを読み込ませるだけで前提条件をXarisが推測して整理してくれることでした。「こんなメディアに出す記事で、想定読者はこういう方々でしょうか?」というふうに聞いてくれるので「ここが違います」と指摘するだけで済むのです。Xarisを使用する前は前提条件を整理した上で構成を作成し、Claudeに読み込ませていましたが、その作業もXarisが代わりにやってくれるので感動しました!

さらに、記事の執筆もXarisが担当してくれるので、ライターは事実確認や表現の微調整に集中できます。例えば、インタビュー記事作成の場合、インタビュー内容の書き起こしデータを読み込ませれば、Xarisが自動的に記事の骨子となる部分を執筆してくれます。ライターはより人間らしい表現を加えたり、専門用語が適切に使われているか確認したり、重要な部分に時間を割けるのです。記事作成の時間は短くなっているのに、記事のクオリティはどんどん上がっていく、理想的な状態です。
また、過去のインタビュー記事や公開済みの記事URLを指定して、そのトンマナに合わせた記事を作成することもできます。記事のスタイルを統一したい場合に非常に便利です。実際に、過去に公開した記事のURLをXarisに入力したところ、見事に同じようなトーンで記事を作成してくれました。
Xarisすごい。

Xarisを使いこなすためのTips集
Xarisには、基本的な記事作成機能以外にも作業効率をアップさせる便利な機能やテクニックが満載です。ここでは、開発者の森石さんに教えていただいて感動したTipsを以下のとおりご紹介します。
「Xarisに聞く」機能を最大限活用
最新LLMとの連携でさらにパワーアップ
音声入力でスピーディーに記事作成
さらに時短できるショートカットキー
URL共有とコメント機能でチームで編集
壁打ち相手としても優秀
使いこなせれば確実に今よりも早く楽に仕事をこなせるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
「Xarisに聞く」機能を最大限活用

「Xarisに聞く」機能は、Xarisで最もよく使うともいえる機能です。単に記事を作成するだけでなく、変更・修正したい部分の文章を選択して指示を出すことで、Xarisの可能性を最大限に引き出せます。具体的には、次のような使い方ができます。
ニュアンスの調整: 「文字起こしの内容を元に、もっと本人らしい口調で書いて」「この発言の感情をもっと強調して」
表現の改善: 「この部分の表現をもっと具体的にして」「専門用語を分かりやすく言い換えて」
情報の追加: 「文字起こしにない発言を元に、記事に追記して」「関連情報を調べて追加して」
構成の変更: 「この段落を冒頭に移動して」「箇条書きを使って分かりやすくまとめて」
このように指示を出すだけで、Xarisが記事を修正・加筆してくれます。まるで優秀なアシスタントライターがいるかのような感覚です。指示を出す際は、具体的に「何を」「どのように」してほしいかを伝えることがポイントです。
最新LLMとの連携でさらにパワーアップ

Xarisは、ChatGPTやGoogle Geminiといった最新のLLMを搭載しています。「なんか思ったような記事ができないな」と思ったときは、LLMを切り替えると記事の精度が高まることも。
LLMによって得意分野が異なるので、時と場合によって使い分けるといいでしょう。
ChatGPT: 会話形式の記事作成や、クリエイティブな表現の生成に得意
Gemini: 長文の理解や要約、事実確認に基づいた正確な記述に優れている
Xaris単体でも十分な機能を備えていますが、LLMと組み合わせることで、より柔軟で質の高い記事作成が可能になります。
音声入力でスピーディーに記事作成

Xarisは音声入力にも対応しています。話しかけるだけでテキストが入力されるので、驚くほどスピーディーに記事を作成できます。「話す」という行為は「書く」よりも思考を整理しやすいので、アイデアがどんどん湧いてくるというメリットも。キーボード入力が苦手な方や、スキマ時間を活用したい方におすすめしたい機能です。
さらに時短できるショートカットキー

Xarisには、様々なショートカットキーが用意されています。例えば次のショートカットキーをマスターすることで、作業効率が格段にアップします。
Alt + .:音声バーと連携した再生・修正機能
Ctrl + F:検索・置換機能
Ctrl + Enter:続きを書いてくれる機能
特にすごいのがCtrl + Enter の機能です。これを押すだけでいい感じに文章の続きを生成してくれます。しかも、Xarisに質問するたびに消費する「リクエスト回数」を消費しないため、実質無料で使えます。「そんな大サービスしていいんですか!」と驚いてしまいました。
URL共有とコメント機能でチームで編集

Xarisの共同編集機能を使えば、URLを共有するだけで、複数人で同時に記事を編集できます。コメント機能も付いているので、修正指示や意見交換もXaris上で行えます。まるでGoogleドキュメントのように、リアルタイムで編集内容が反映されるので、チームでの記事作成ができるのです。

また、近日中にコメント機能を使ってXarisに修正案を考えさせられるようになるとか。つまり、クライアント様にXarisのURLを共有してコメントしてもらい、そのコメントをXarisに読ませて修正案を考えてもらうということです。もはや、差し戻された原稿を修正する作業すらAIで自動化できるらしいです。すごい時代ですね。
いま私たちはXarisで生成した記事をGoogleドキュメントにコピペしてクライアント様に提出しているのですが、Xarisで原稿を提出しても良いのでは、と思いました。
壁打ち相手としても優秀
Xarisは、記事作成だけでなく、アイデア出しの壁打ち相手としても活用できます。例えば、「この記事のテーマで他にどんな切り口があるか提案して」と指示すれば、10個でも100個でもアイデアを提案してくれます。LLMを切り替えられるので、ChatGPTに聞いた後にClaudeに切り替えて提案させる、なんて使い方も可能です。
Xarisをあなたも使ってみませんか?

Xarisは常に進化を続けています。森石さんたちスタジオユリグラフさんの開発チームはユーザーの声に真摯に耳を傾け、常に機能改善や新機能の追加に取り組んでいます。「コメント機能がほしい」「文字起こしの精度を高めたい」といった要望もすぐに聞いて検討・対応してくれます。
Xarisは、今後ますますWebライターにとって強力な武器となるAIライティングツールとなっていくでしょう。ライティングに長年携わっている森石さんだからこそ作れるAIツールで、ライターは一度使ったら離れられなくなるはず。
実は私は、Xarisを使い始めた頃、他のツールとXarisのどちらを使うべきか迷って両方使っていました。同じ書き起こしデータを使ってどちらがより良い記事を作れるか、比較検討していたのです。結果、だんだんとXarisのほうがライターにとって使い勝手の良いツールであることを実感し始め、今ではXarisしか使わなくなりました。
気になってる方は、ぜひXarisを使ってみてほしいです。無料トライアル(※)も用意されているので、まずは気軽に試してみて、その驚きの進化を体感してみてください。きっと、あなたのライティングに革命を起こしてくれるはずです。
>>無料でXarisを使ってみる
また、使い方がわからないときは、Discordのコミュニティで質問したり、レクチャーの依頼をしたりすることもできます!今回紹介した機能の具体的な使い方をもっと知りたい方は、次のリンクから質問してみてください。>>DiscordからXarisの使い方を質問する
※無料トライアルの場合、文字起こし機能は使えません