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子どもと宿題をする時間が好き

うちの子ども達はリビングのテーブルで宿題をします。
私が夜8時くらいまで仕事をしているので、そのくらいから宿題を始めることが多いのですが、6年生の娘と2年生の息子が向かい合って宿題をしている姿は、とても微笑ましいです。
そこに私も一緒に座って、教えてというところは教えたり、分からないところは一緒に調べたり、問題にツッコミを入れたり、話題がどんどん脱線していって、みんなで笑いあう時間にとても幸せを感じます。

昨日は6年生の娘が、鎌倉幕府から室町幕府までのまとめのプリントをしていたのですが、雑談に花が咲いてなかなか宿題が終わりませんでした。

娘「『あしかが』ってどう書くんだっけ?」
母「「足利』でしょ、いや、『あし』はいいけど『かが』ってこれでいいんだっけ?え?これで『かが』って読むの?おかしくない?」

娘「足利って言ったら有名なのだれ?」
母「そりゃ、義光でしょ?」
父「いやーそこは尊氏でしょ!」
母「えー、母ちゃんは義光派だなー」
娘「で、何した人?」
母「…教科書、読んで」

みたいなやり取りを1問ごとに楽しんでるので、なかなか宿題が終わりません。
今の教科書は「いい国つくろう鎌倉幕府(1192年)」じゃないんだよねとか、頼朝の肖像画は実は別人らしいよとか、歴史の話をしてると本当に楽しくて、「あー私歴史の授業好きだったんだなー」と思い出していました。
一番好きなのは信長~秀吉~家康の流れのあたりなので、もうすぐかなーと楽しみにしています。


私は子ども達に学校で習う勉強は絶対ではないということを伝えています。現に母ちゃんの頃と今の教科書は全然違うところがたくさんある。
特に歴史は、残っている文献や資料から、歴史学者がこうじゃないかな~と想像して作り上げた学問だから、真実かどうかは分からない。その資料だって、その時代の勝者にとって都合の悪いものは処分するし、事実を捻じ曲げて記録することのほうが多いと思う。それを私達には確かめようがない。だからそれが絶対の真実だと思うのではなく、考え方の一つ程度に思っておくんだよと。

そして、タイミングよくテレビで「明智光秀は生きていた⁉」という内容の番組が流れていました。
以前、実は本能寺の変はすべて信長のシナリオだったという話を、アシュタールの声を伝えているさくやみなみさんの「縄文を創った男たち」という本で知っていて、娘もその本を読んでいたので、
娘「やっぱり、そう思った方がしっくりくるよねー」
母「うんうん、そのほうがロマンあるしねー」
娘「やっぱり、信長すごいなー」
なんて話をしながらテレビを見ていました。
こんな話を普通に出来ることもうれしい。

宿題を通して子ども達と会話が弾むし、いろんな価値観の話も出来るし、母ちゃんの気持ちを伝えることもできるし、この時間が一番尊いかもしれないなーと思いました。
そして普段学校に対して、宿題なしにしたらいいのにとブツブツ言っていたことを反省します😅
少しだけ。


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